2017年12月 1日 (金)

今日からiPhoneXユーザー

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今まで使っていたケータイ(ガラケー)がいよいよヤバくなってきたので、機種変更しました。写真はここ10年の使用機種ですが、左からau MEDIA SKIN(2007~)、同じくau iida G11(2011~)、そして今日からのauのiPhoneXです。

恥ずかしながら、ずっとガラケーを使っていました。スマホである必要があまり感じられなかったのもあるのですが、使っていた機種に愛着があったのも大きな理由でした。

20171201b MEDIA SKINもG11も非常に個性的な機種で、いずれもauのデザインプロジェクトの物。MEDIA SKINは吉岡徳仁氏、G11は岩崎一郎氏のデザインによるものですが、いずれも手に持った感触は他の一般的な携帯電話と一線を画すものでした。

またいずれも、中折れでもなく、始終むきだしになっているわけでもない、独自のカバー形式で、それが気に入っていたのですが、このようなケータイが作られなくなって非常に寂しいですね。

とはいえ、様々な撮影ツールがスマホアプリ化され、スマホが必須になってしまった以上、これを機に最上級のiPhoneXを試してみようと、変更した次第です。

実は、あるアプリが喫緊で必要なためでもあったのですが、入荷が遅いiPhoneXでは間に合わなく、iPad Touchで使用せざるを得ないことになってしまったのはご愛敬ですが、その話は次回に…(ヒント 撮影用LEDライトです)。

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2017年9月17日 (日)

新TS-Eレンズ パンフォーカスを得るティルト角

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TS-Eレンズは、ティルトによるピント面の調整で、撮像面と平行ではない面をパンフォーカスにすることができますが、角度の設定は計算式で求められ、過去に「パンフォーカスを得るティルト角の計算」の回にまとめました。今回のリニューアルで、同焦点距離でも最短撮影距離や最大ティルト角が変わったので新レンズ分を追加で作ってみました。

まずは、その計算式の説明図をもう一度ご覧ください。

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この計算式に基づいた一覧表が以下のものです。撮影角度は前回と同じく見下げ角が30°、45°、60°の3パターンです。表の赤バックの部分はTS-Eレンズでは追い切れない角度です。 

<注意事項>
レンズ主面と撮像面の距離は撮影距離が無限大のときレンズの焦点距離と同じですが、被写体が近いほどピントを合わせるためにレンズが繰り出されます。計算しやすいように繰り出し量を一様にしているため、実際は近距離では角度が大きく、遠距離では小さくなります。また、ティルト回転が主点で行われるという前提に立ったものですので、そもそも主点がティルト回転の中心にはない当レンズでは厳密な計算はできません。あくまで目安とお考えください。

 

135mm ティルト角±10° 繰り出し量を15mmとしてAを150で計算

見下げ60°(b=30°)
距離 m ティルト角 °
0.50 9.8
0.60 8.2
0.70 7.1
0.80 6.2
0.90 5.5
1.00 4.9
1.20 4.1
1.50 3.3
2.00 2.5
3.00 1.7
4.00 1.2
5.00 1.0
見下げ45°(b=45°)
距離 m ティルト角 °
0.50 16.7
0.60 14.0
0.70 12.1
0.80 10.6
0.90 9.5
1.00 8.5
1.20 7.1
1.50 5.7
2.00 4.3
3.00 2.9
4.00 2.1
5.00 1.7
見下げ30°(b=60°)
距離 m ティルト角 °
0.50 27.5
0.60 23.4
0.70 20.4
0.80 18.0
0.90 16.1
1.00 14.6
1.20 12.2
1.50 9.8
2.00 7.4
3.00 4.9
4.00 3.7
5.00 3.0

90mm ティルト角±10° 繰り出し量を10mmとしてAを100で計算

見下げ60°(b=30°)
距離 m ティルト角 °
0.40 8.2
0.50 6.6
0.60 5.5
0.70 4.7
0.80 4.1
0.90 3.7
1.00 3.3
1.20 2.8
1.50 2.2
2.00 1.7
3.00 1.1
4.00 0.8
5.00 0.7
見下げ45°(b=45°)
距離 m ティルト角 °
0.40 14.0
0.50 11.3
0.60 9.5
0.70 8.1
0.80 7.1
0.90 6.3
1.00 5.7
1.20 4.8
1.50 3.8
2.00 2.9
3.00 1.9
4.00 1.4
5.00 1.1
見下げ30°(b=60°)
距離 m ティルト角 °
0.40 23.4
0.50 19.1
0.60 16.1
0.70 13.9
0.80 12.2
0.90 10.9
1.00 9.8
1.20 8.2
1.50 6.6
2.00 4.9
3.00 3.3
4.00 2.5
5.00 2.0

50mm ティルト角±8.5° 繰り出し量を5mmとしてAを55で計算

見下げ60°(b=30°)
距離 m ティルト角 °
0.30 6.0
0.40 4.5
0.50 3.6
0.60 3.0
0.70 2.6
0.80 2.3
0.90 2.0
1.00 1.8
1.20 1.5
1.50 1.2
2.00 0.9
3.00 0.6
4.00 0.5
5.00 0.4
見下げ45°(b=45°)
距離 m ティルト角 °
0.30 10.4
0.40 7.8
0.50 6.3
0.60 5.2
0.70 4.5
0.80 3.9
0.90 3.5
1.00 3.1
1.20 2.6
1.50 2.1
2.00 1.6
3.00 1.1
4.00 0.8
5.00 0.6
見下げ30°(b=60°)
距離 m ティルト角 °
0.30 17.6
0.40 13.4
0.50 10.8
0.60 9.0
0.70 7.7
0.80 6.8
0.90 6.0
1.00 5.4
1.20 4.5
1.50 3.6
2.00 2.7
3.00 1.8
4.00 1.4
5.00 1.1

 


今回の追加およびリニューアルに際し、キヤノンはTS-Eレンズにかなりの力を入れています。今まではサイトでの紹介はそれほど丁寧ではありませんでしたが、今回はスペシャルサイトもオープンしました。 ⇒ TS-Eレンズスペシャルサイト

そこにも埋め込まれていますが、TS機能をふんだんに使ったイメージ動画が気に入ったのでご紹介しておきます。

動画「TS-E×SUSHI」
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このムービーで特に気に入っているのが、40秒あたりの手前と奥にふたりずつ座った登場人物にそれぞれ対角にピントを合わせる演出。ムービーだと遷移も演出になるので面白いですね。

20170917f

その他にも参考になる演出が豊富です。一度はご覧ください。

またこのムービーのメイキングムービーもあります。これらの演出はレンズをどう使っているのかの理解に便利です。⇒「TS-Eレンズ×SUSHI メイキング動画」

(まだそれほど再生数が行っていない。 特殊なTS-Eレンズへの世間の興味はそんなものか…)


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2017年8月29日 (火)

TS-Eレンズ 新製品発表

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写真はTS-E90mmですが、TS-E45mmとともにキャノンの現行レンズでもっとも古いもののひとつになってしまっていました(1991年4月発売)。TS-E24mmは8年前に新焦点距離のTS-E17mmの発売とともにリニューアルされていますが、45mm、90mmは「非常に古い」設計のままほったらかしにされていた感があります。

ここ何年か「いよいよ出る」という噂が何度も浮上しましたが、やっと本日発表されました

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デザインがすべて24mm、17mmで採用されたスタイルに統一され、新たに、より長焦点の135mmが加わり、17mmの超広角から135mm望遠までの5本体制になります。

同じティルト・シフトレンズ群は、ニコンにおいてはPCニッコールとして4本(19,24,45,85mm)がラインナップされていますが、キヤノンの負けず嫌いで、望遠にもう1本追加したというところでしょう。

45mm、90mmは「非常に古い」設計のため、リニューアルに当たってニコンに劣っている面も当然解決してきています。ニコンに抜かされたマクロ域対応が新規の135mmも含め3本ともに図られました(撮影倍率0.5倍 現行品は90mmが0.29倍、45mmが0.16倍)。PCニッコールではすでに45mm、90mmで0.5倍になっており「PC-E Micro NIKKOR」との名を冠していました。

さすがに等倍マクロまでの対応は難しい(全群を移動することになるこのレンズの仕組みでは鏡筒をとてつもなく伸ばす必要がでてくる)でしょうが、0.5倍まで対応してくれるとブツ撮りでは非常にありがたいです。

ティルトおよびシフトの範囲も拡大されました。最大ティルト角は8°から10°に(50mmは8.5°)、最大シフト量も11mmから12mmに(50mm、90mmともに)。またギンギンのパンフォーカスを得たい場合にありがたい、最大絞りが32から45になりました(もっとも小絞りボケは発生するでしょうが)。

また、当然のことながらレンズの見直し、コーティングの見直しで、デジタルに適切な光学性能に引き上げられたようです。90mmでは現行品の5群6枚から9群11枚(UDレンズ1枚)になり、すべてのラインナップがLレンズとなります。

現行の90mmを使っていて気になるのは、逆光に弱い点です。レンズフレア(ハレーション -この語は本来は誤用)がありますので、ハレ切りが重要なシーンが結構あります。

黒バックでローキーでブツ撮りのとき、画角の外ギリギリに光源がある場合には全体に白っぽくなります。そんな場合にはシビアなハレ切りをすることもありますが、日常の撮影でもフードをつけています。標準のフードでは使い心地が良くないので角型フードを使っていました。

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フィルター径58mm対応の一般用で、JJC製のLH-DV58Bという製品ですが、既に廃番となっています。

ところが今回のリニューアルで90mmはフィルター径が77mmになります。レンズ径だけでなく、上のラインナップ写真で分かる通り、全体のボリュームはかなり増えます。従って質量も現行の595gから915gと1.5倍強になります。

レンズ枚数が増え、便利なTSレボルビングやティルトロック機構が追加されたので当然なのですが、現行品あたりの重さが使いやすいのですがね。

また価格も非常に高価になりました。希望小売価格が税別で315,000円。値引きがあっても現行品の2倍にはなるようです。

現在使っている現行のTS-E90mmからリプレースするつもりは大いにあるのですが、価格で躊躇してしまいます。ましてや手放した45mm(新製品では50mm)や、魅力のある135mmまで手を出すのはちょっと…。

いずれにせよ12月下旬の発売との発表ですので、まだまだ先の判断となります。

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