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2010年11月の3件の記事

2010年11月27日 (土)

マンフロット雲台 Manfrotto 405 410 -2

前回は2種の雲台のサイズ比較をしてみましたが、今回は使い勝手を説明。というより、そもそも「ギア雲台はどう使うの」って方々向けの説明です。

通常の3ウェイ雲台では、3つの軸それぞれを、緩める→適切な方向に向ける→固定する という3つの動作でフレーミングを決定する訳ですが、フレームを決めて締める際に若干のズレができたり、微妙な変更がやりづらかったりといった部分が多々あります。

例えばプロの定番のハスキーの雲台は、締める時のズレが極小ですし、パン棒の長さも適切なので、操作の快適さではピカ一ですが、それでも向きをほんの少し修正したいときなどはやはり面倒です。

マンフロットのギア雲台(#405は「ギア付きプロ雲台」 #410は「ギア付きジュニア雲台」と名づけられています)は、3軸をギアで動かすものです。

3軸それぞれを動かすためのノブがあり、それをクルクルと回転することで雲台の向きが変わります。ノブは右下に付いているもの(下の写真で握っているもの)がパン用、左手前にくるものが上下ティルト用、右奥のものが左右ティルトとなっています。

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ただ大きく動かすときにはノブの回転だけでは大変(ノブ1回転でカメラの回転は7度ぐらい)なので、「一時的にギアの噛み合いを解除する」ためのノブがセットになっています。メインのノブを「微動ノブ」と呼べば、こちらは「粗動ノブ」と呼べるでしょう。

このノブは一時的にギアを解除するためのもので、これを回し(バイクのアクセルグリップのように1方向にひねってギアの解除 ─ 力を抜けばギアは噛み合う)ながらパンやティルトさせます。

101127b_3

#405のギア解除ノブは「鉄棒を握るように」しっかり握れますが、#410はコンパクト・軽量・安価にするためこのノブが薄くできていて、そのかわり指が引っ掛かりやすいように手裏剣のような形状になっていますので親指と人差し指でひねらなければなりません。握力というより親指と人差し指でひねる力が必要となります。下の写真は左右ティルト用の解除ノブを握っているところです。

101127c_2

上下にティルトする場合、普通の雲台では長めのパン棒でカメラの重さを支えながら移動させます。マンフロットのギア雲台で大きくティルトする(ギア解除ノブを解除してティルトする)場合、#405では長めのノブなので同様の所作が行えますが、#410では「親指と人差し指でひねり」ながら重量も支えるのは結構つらいため、片方の手でレンズを支えなければなりません。

ちょっとコツがいる、特殊な構造の雲台ですが、シビアな垂直水平出し、センター出しが必要とされるスティルライフ(物撮り)や風景撮影には抜群に相性がよい雲台です。また、緩める→適切な方向に向ける→固定する 動作をノブを回す1動作にできるのでゆっくり動く被写体を追っての撮影(月の撮影や、船の撮影)にも快適です。

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2010年11月22日 (月)

マンフロット雲台 Manfrotto 405 410 -1

イタリアの写真機材メーカー、マンフロット社はプロ用の機材も豊富なメーカーですが、その雲台にはスタジオ用として使いやすい3種の「ギア付き雲台」なるものがあります。

ギア付き雲台とは、雲台の可動3軸をギアで動かすことで微調整が容易になっている雲台で、微妙なフレーミングが必要な物撮りのときは非常に重宝します。

3種は、大きいほうから「400」「405」「410」のモデルナンバーが付けられていますが、さすがに一番大きい400は、中判から大判カメラ用で非常に大きく値もはるので持っていません。

私が所有している#405、#410は一眼レフ、中判の使用に適した割と小型のものですが、意外と大きさに違いがあることがカタログなどでは分かりにくいため比較画像を作ってみました。(各写真ともに左:#405 右:#410)

101122a ◆上面  <拡大します>

101122b◆背面(撮影者側)  <拡大します>

101122c◆左側面  <拡大します>

このようにかなり大きさが異なります。なお、私の持っているものは旧タイプで、現在は角度が刻まれた3枚のパネルのデザインが変わっています。

私はこの#405はスタジオのカメラスタンドでしか使用していません。三脚につけて外に持ち出すのは#410だけにしています。このシリーズの最小モデル(名称もジュニアギアヘッド)とはいえ、カタログでの耐荷重も5kgとなっている頑丈なものですから、一眼レフに中望遠レンズでしたら、これで十分と思います。

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2010年11月19日 (金)

ブログ開始!

以前より懸案のブログを開始しま~す!

カメラマン(フォトグラファー)といえば聞こえはいいのですが、仕事上写真を撮る必要があるだけ。

写真でお金をいただく以上は「プロカメラマン」となってしまいますが、それこそ「てーへん(底辺)」なカメラマンでございます。

ただ、日々の仕事や趣味で気になったことが皆様にも有用かなと思い、このブログで公開していきます。

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