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2011年2月12日 (土)

ティルト角によるフォーカス変化の実際 -中距離

前回は近距離を取り上げたので、今回はそこそこの距離の場合を実験しましょう。

110212a_2

このようなグレーチングのブリッジを被写体にしました。前回にならってカメラと被写体の関係の図も提示します。

110212b

今回は45°と30°で行います。前回は60°と45°でしたが、この距離で60°ともなると被写界深度が深いため、ティルトの必要性が薄れると判断したのと、この距離の見下ろしのためには三脚の高さが足りないのが理由です。

(前回の「近距離」では30°では角度が浅く、ティルトの効果が望めないと判断したこともご了承ください)

重ねがさねのお詫びです。

タイトルが「ティルト角によるフォーカス変化」としておきながら、前回はドンピシャの角度とオーバーした角度しか表示せず、今回はもっと端折ってピッタリの角度のみの比較です。

中間の角度では角度に従って順にピントの合う範囲が広がってくる、行き過ぎればピントの範囲は再び狭くなる、ということはご理解いただけると思います。

まずは45°

前回の文字とは違い、同じパターンの繰り返しなので、ピントを合わせたセンターと手前部分の等倍切り抜き範囲がどこなのか分かるように赤枠で表しています。
(前回同様、以下2枚の画像は大きいので小さいモニターの方はご注意ください)

201102123
◆45° 5616×3744ピクセルを 全景は約13%に縮小(左右カット)-690×150 中心部等倍-150×150 下部等倍-150×150)

つぎに30°

201102124
◆30° サイズ同上

この距離になってくると3、4°のティルトでパンフォーカスになります。

今回は予め三角関数で適切なティルト角を求め、それに従ってティルトさせました。

具体的な数値は別として、

  • 被写体距離が長くなればティルト角は少ない
  • 撮影角度が浅くなればティルト角は多い

とまとめられます。

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