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2011年3月の4件の記事

2011年3月26日 (土)

X100にドームフードを付ける

FinePix X100 + MH-RC49mm

写真を見て「えっ?」となった方も多いと思います。X100はFUJIFILM製なのになぜにPENTAX?

FinePix X100には当然、純正のレンズフードがオプションで用意されているのですが、入手できないのと、先が出っ張るのが気に入らないため、今回は別のフードを付けてみたレポートです。

レンズフードには「ドームフード(インナーフード)」あるいは「フジツボフード」などと呼ばれる、内側に傾いたフードがあるのですが、それをFinePix X100で試してみました。

アダプターリングあるいは前回ご紹介した 八仙堂の「継手リング メス-メス Φ49mm」 を噛ませば49mmのものが付けられます。

そこでまずご紹介する2点が、PENTAXレンズ DA40mmF2.8 Limited用のドームフード 【ドームフード MH-RC49mm】 (写真右)と、ユーエヌが出しているSONY αE16mmF2.8用の 【ドームフード49mm ブラック キャップ付き UNX-5285】 (写真左)です。

MH-RC49mm UNX-5285

UNX-5285はねじ込みキャップ(写真左下)が同梱され、開口部は30.5mmのネジが切ってありますので30.5mmの市販フィルター(写真中下)が外側にも内側にも付けられます。

この手のドームフードは出の寸法を少なくするために付けるのですからフィルターを内側に逆付けできるメリットは大きいです。

MH-RC49mmもこの開口部が30.5mmのネジ切りですので、同じくフィルターが付けられ、別売りでねじ込みキャップがあるはずです(型番等不明)。

また、ユーエヌ製のものには30.5mmフィルターもついた 【UNX-5286】 もラインナップされています。

それぞれアダプターリングと八仙堂の継手リングを噛ませて取り付けてみました。

アダプターリング+UNX-5285
◆アダプターリング+UNX-5285

継手リング+UNX-5285
◆継手リング+UNX-5285

アダプターリング+MH-RC49mm
◆アダプターリング+MH-RC49mm

継手リング+MH-RC49mm
◆継手リング+MH-RC49mm

UNX-5285もMH-RC49mmもほぼ同じ寸法なのに、細かいディテール、特に周りに刻まれた文字のおかげで印象が随分違います。私の一番気に入っているのは継手リング+MH-RC49mmの組み合わせで、レンズキャップなしでスナップシューティングするのに最適です。

それにしても、この文字が「FUJINON・・・・」だったら良いのですが(笑)。

 

これだけ絞っているのでケラレが心配な方もいらっしゃるでしょう。結論から言えば、通常使用では全くケラレのない、しかもかなりぎりぎりまで絞り込まれたピッタリのフードです。

このフードを使う場合、

  1. フードのみ
  2. 49mmフィルターの上にフード
  3. フードに30.5mmフィルター(内付の場合1.と同じ状況)

などの使い方が考えられますが、49mmフィルター+フード+30.5mmフィルター外付までをチェックしてみました。

MH-RC49mmケラレ
◆MH-RC49mm ケラレ状況(1/4ずつを合成) <拡大します>

さすがに49mmフィルター+フード+30.5mmフィルターではケラれますが、49mmフィルターの上にフードでも微妙にケラレがあります。PLのような厚いフィルターを使用した場合はケラれが顕著に出るかもしれません。なおUNX-5285も寸法体系が同じですのでケラレの状況は一緒です。

 

さて、おなじようなドームフードとして、エツミからもSONY αE16mmF2.8用に メタルインナーフード 49mm シルバー E-6355メタルインナーフード 49mm ブラック E-6356 が発売されてますので、こちらも取り付けてみました。

E-6355 E-6356
◆E-6355(左) E-6356(右)

アダプターリング+E-6356
◆アダプターリング+E-6356

アダプターリング+E-6355
◆アダプターリング+E-6355

機能でいえば上の2点より開口が大きくケラレなどは問題ありませんが、デザイン的にはちょっと間延びしているような。。。特にシルバーのものはX100のやや青いシルバー色とかなり異なるので違和感があります。

やはり「PENTAX・・・・」の文字が気になるものの、MH-RC49mmが一番合っているようです。

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2011年3月20日 (日)

X100にフィルターを付ける

FinePix X100

FinePix X100にフィルターをつけるため、純正の「アダプターリング」を入手したことは前回書きましたが、その他にも方法があるのでご紹介します。

最初、「フロントリング」をはずすと49mmのオスネジが出るためフィルター逆付けが可能かと思いました。ところが、マクロ撮影の場合、レンズユニットが若干飛び出すためフィルターを直に逆付けすることはできないと判りました。

そうすると

  • フィルターのガラスをはずした枠だけのものをスペーサーとして入れる
  • それに準ずるものを探す

ということになります。

110320b

何か枠だけのものがないかと探し当てたのが、名古屋のカメラショップ「八仙堂」がオリジナルで作っている「保護リング φ49mm」です(写真右)。まさにガラスの入っていないフィルターという感じで、厚さも4mmです。レンズユニットの繰り出しは2mm程度なので、これで充分でしょう。

110320c

そして付けてみた具合はこんな感じです。

110320e

前回付けたシルバー色のフィルターではなく一般的な黒枠ですが、保護リングで4mm、フィルターで4mm、計8mmの黒色が入り、前面にフロントリングのシルバー色が入るとかなり引き締まった印象になりました。ちなみに標準の状態はこうです。

110320d

 

もうひとつご紹介するのが、3番目の写真左側の、同じく八仙堂の「継手リング メス-メス Φ49mm」です。

これは純正の「アダプターリング」同様、内側に49mmネジを前後に切ってある筒ですので通常の向きにフィルターを取り付けられます。

黒枠のフィルターだと

110320f

シルバー枠のフィルターだと

110320g

こんな印象になります。なかなかカッコイイでしょ。

ただ、いずれの方法でもX100に付属する金属製レンズキャップは付けられません。このキャップは標準であればピントリング、アダプターリングをつけた状態ならそのリングの外周に合うようになっていますが、ご紹介のいずれの方法も外径が小さくなってしまうためです。

市販のレンズキャップを使う(逆付けの場合、フロントリングで狭くなっているので付くかどうかわかりません)か、純正キャップの内周に何かを貼り付けて内径を狭くするかでしょう。

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2011年3月12日 (土)

X100 フィルムシミュレーション

FinePix X100

未曾有の災害、東北地方太平洋沖地震が昨日あり、こんな個人のブログをアップすることでネットに負荷をかけることがうしろめたいのですが、一方では新製品のFinePix X100の情報をお知らせしたい気持ちもあり、いつも通りに週一のアップをします。

さて、このFinePix X100には富士フイルムのリバーサルフィルムの色合いを再現する、「フィルムシミュレーション」が搭載され、それを一度に連続で吐き出す、「フィルムシミュレーションブラケティング」が可能になっています。

ブラケティング撮影といっても、3回シャッターを切るのではなく、一回のシャッターで写した絵をエンジンの処理で、スタンダードモードであるPROVIA、ビビッドなVelvia、ソフトなASTIAの順で作成する方式なので、手持ちで撮っても寸分違わぬフレーミングになります。

今回は家の近所で撮ってみました。(いずれもL-JPEGで撮って1144×760に縮小)

まずはうす曇りの日向での花の撮影

花 PROVIA
◆PROVIA

花 Velvia
◆Velvia

花 ASTIA
◆ASTIA

次はうす曇りの日陰での撮影

竹林 PROVIA
◆PROVIA

竹林 Velvia
◆Velvia

竹林 ASTIA
◆ASTIA

空そのものも撮ってみました

空 PROVIA
◆PROVIA

空 Velvia
◆Velvia

空 ASTIA
◆ASTIA

フィルムにおいては「景色はVelvia」などと言われていましたが、シーン・光の状態によっては色がどぎつくなることもあるようです。その場にいたときの記憶色でいえば最初の花や2番目の竹などはPROVIAが一番近いし好ましい色に感じますし、空の色はASTIAが一番好きなのですが、皆様はどう感じられるでしょうか。

PhotoShopで色味の強調や調整を行うのが日常的な業務なのですが、このように決まったパターン(しかも整えられた非常に魅力的なパターン)でいくつかの選択肢があるというのは非常に便利だと感じました。

また、私は仕事のものは別として、RAW現像でいじることをあまりしないのですが、JPEG撮って出しでこれだけ良い絵が出てくるのはこれからのデジカメのあるべき姿だと思います。

【FinePix X100用便利グッズ】

今回は純正品です。

このX100はレンズ先端に予めフィルター用のネジが切られておらず、フロントリングをはずして、アダプターリングと交換することでフィルターおよび専用のレンズフードが付けられるようになっています。

そのため純正のアクセサリーとして、アダプターリングおよびレンズフード(アダプターリング付属)がラインナップされています。

私は常時レンズフードを着用する使い方ではないのと、この専用フードがかなり高額なため、レンズフードにするかアダプターリングだけにするをためらって予約せずにいたら、本体同様、フードやケースも予約量が多いため入手が困難になってしまいました。

幸いアダプターリングだけは在庫のある店があったため、こちらの購入に踏み切りました。(フードを購入したらアダプターリングがだぶってしまう トホホ)

AR-X100

上右の写真は、フロントリングをはずした状態、それにアダプターリングをつけた状態、それにフィルターをつけた状態ですが、レンズキャップはアダプターリングにフィルターをつけた状態も想定し設計されています。

標準の状態(アクセサリーをつけない状態)ではレンズキャップは外周の内側がフォーカスリング(ローレットが全周に切ってある部分)にはまるようになっていますが、アダプターリングをつけた場合にはフードをつけるバヨネット部分の外径がフォーカスリング外径と同じなのでぴったりはまるのですが、標準のフィルターの厚みを考慮してますので、ぴったりと収まります。一方、アダプターリングのみ取り付けフィルターをつけないとキャップの裏側の「あたり」がないため収まりがよくありません。

レンズ全体がシルバー色のため、フィルターもシルバー色で統一した方が見栄えは良いようです。

X100 with AR-X100

こう写真のようにアダプターリングの有無で、レンズ周りの表情は随分と変わります。機能もさることながらドレスアップとして使えるパーツですね。(フィルターを付けるには必須ですがw)

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2011年3月 5日 (土)

FinePix X100を手に入れた

FinePix X100

3月5日発売で、一部の店舗では「先行発売」で3/3頃から店頭に並んだ富士フイルムのFinePix X100。私も予約していたので3/3に入手できました。

上の写真は記念のイメージショットですが、うづくり仕上げの桐の文机と切子のグラスと合わせてみました。レトロなフォルムは和風なものにも合います。

さて、本体の写真は各所でご覧になれるでしょうから、凝ったパッケージの写真をお見せしましょう。

201103052

薄めのボール紙とはいえ度合いの良い艶消し黒の大きな外箱(写真右後)の中に、2段で本体の箱(写真左)と付属品の箱 (写真右)が入っています。

日頃、買ったもののパッケージには特に頓着しない私ですが、これは良いと思いました。

まだ手に入れたばかりなので試し撮りがなかなかできませんが、とりあえず近距離のスティルライフ撮影をしてみました。

F2のボケの具合や解像感、発色、ホワイトバランスなど、一眼、一般コンデジとの比較として、キヤノン EOS5DMarkII、リコー Caplio R4でも撮ってみます。

EOS5DMarkIIはEF17-40mm F4L USMの35mm域で、Caplio R4はステップズームで35mmに設定。なるべく標準撮影の中での比較にするため、ISOは200(X100ではISO100は拡張時)、光源は昼白色蛍光灯でオートホワイトバランス撮影、AE撮影、ただしバックが白いので+1段補正していてます。(すべてその機種の最大の大きさのJPEGで撮り、760×1140に縮小)

201103053b
◆FinePix X100 F2 <拡大します>

201103054b
◆FinePix X100 F2.8 <拡大します>

201103055b
◆FinePix X100 F4 <拡大します>

201103056_2
◆EOS 5D2 F4 <拡大します>

201103057_2
◆Caplio R4 F3.9 絞り優先モードはないため自動設定の絞り値 <拡大します>

X100のボケは柔らかくホワっとした感じになるのが特徴のようです。色再現も良好ですが、ちょっとシアンが強いようです。左のガラス花瓶の色は5D2での色が正しいのですが、これはマニュアルのホワイトバランスでのテストが必要かもしれません。

今後折を見て様々なテストをしたいと思います。

 

【FinePix X100用便利グッズ】

このX100は、シャッターボタンも昔のカメラのように、レリーズ穴のあるタイプになっています。ボタンの指の当たる面積が狭いため、押すのに違和感を感じる方もいるかもしれません。

そんな方のために、昔は「ソフトシャッターレリーズ」というものが各社から出ていました。これはレリーズ穴にねじ込んで取り付け、「ボタンの面積を広げる」パーツです。指の腹全体が当たるようになるため、「押しやすい」と感じるでしょう。

X100 ソフトシャッターボタン

今も何社か出していていますが、一番手頃で手に入りやすいのは

ハンザ ソフトシャッターボタン (写真右上)か 

ハンザ ソフトシャッターボタン DX (写真左上およびカメラに取り付けているもの)でしょう。(長年親しまれてきたカメラ用品ブランド「ハンザ」はなくなったようです。上記リンクでもブランド名が変わりました 2015.05.17)

DXのほうは周りにローレットが切ってあるので付けはずしが楽ですし、無印のほうは安価です。両方買ってみたのですが、質感がちょっと異なりDXのほうがX100の質感には合いました。ただしこの質感の差はロットによるものかもしれませんのでご注意ください。

シャッターが押しづらいと感じた方にはオススメのものです。なお、それぞれ色がブラックのものもあります。黒いシャッターボタンというのもドレスアップとしていいかもしれません。

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