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2011年6月11日 (土)

レベリングベースと410の2軸化

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過去の記事でマンフロット410を改造してRRSのクランプを取り付けました。ところが、やはりオリジナルの状態と違って、ちょっと使いにくいのです。

それは、3軸の各ノブの位置関係が変わって、パンノブも上下チルトノブも手前側に来てしまったため、両手で操作(左手でチルト作業、右手でパン作業)するときに、両手がかなり近寄ってしまい、手首もかなりひねらなければならないということです。

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左:標準の使い方 右:加工後の使い方

それも覚悟の上での加工だったのですが、L字ブラケットを使い始めてから、カメラの横位置、縦位置の変更に雲台の左右チルトをしなくなって、「2軸に改造しようかな」と思っていたのですが、微調整のためには左右チルトも必要なのでちょっと使いにくいながらそのまま使っていました。

ところが先日、東京:中野の中古品が豊富なカメラ店でアクラテックのレベリングベースを格安の中古でゲットしてから、この改造プランに踏ん切りがつきました。

アクラテック(Acratech)はアメリカの雲台メーカーですが、アルカスイス準拠のクイックシューを持つ、ボールが大部分露出した特異な形状のデザインで、デザイナーの私としては気になっていたブランドです。

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110611d レベリングベースですから、ボールをゆるめるためのノブがひとつ付いただけのシンプルな構造なのですが、何か惹かれるフォルムです。ボールの大きさも大きくスムーズに回転しますし、バブル水準器の大きさが大きくとても見やすいのでシビアな水平出しも楽と思われます。

同様のものは雲台メーカー、三脚メーカー各社出していますが、今回、中古なので1万円ちょっとで手に入ったためコストパフォーマンスはかなりいいでしょう。

(悪口は書きたくないのですが、SLIKが最近出した「レベリング ユニット」は、安いのはいいのですが動きが硬く、機材を乗せた状態ではとてもじゃないが水平出しは...)

 

さて、マンフロット410の加工ですが、前回のような切ったり削ったりがない、いたって簡単な改造です。

110611e まず、回転軸を隠しているロゴシールをはがします。薄いプラスチックシートのものをクッション付の両面テープで貼ってあるだけですから、縁を上手にゆっくりと引けば再度貼れる状態ではがせます(写真のものは何回もはがしたり貼ったりしてますので両面テープがヨレヨレです 笑)

2つの側面のシールをはがすと、2つとも6角穴付きネジが顔を出しているはずです。

6角レンチでネジをはずします。ヨーロッパ製なので5/32インチの可能性はありますが4mmのレンチで無問題です。

下から2段目のパーツと3段目のパーツは機能は異なりますが、中の仕組みがまったく同じなのがお分かりだと思います。

この2段目を抜いて、3段目を組み込めば終わりです。

 

 

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こうして2軸化したものをレベリングベースに乗せると、「ブツ撮り」「建築写真」に便利な雲台に変わりました。

建築の場合、被写体の水平は地面の水平なので、最初にレベリングベースで水平を取っておけば写真の水平が狂うことはまずないですし、ブツ撮りでも(撮影台の水平がずれていることはたまにありますが)まず真の水平をとっておいたほうがいいので、横位置⇔縦位置の変更をL字プレートに依存する使いやすい雲台になりました。

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