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2011年6月 5日 (日)

ぐるっとパノラマ vs Photoshop

110605a

前回の実験で、NPP(ノー・パララックス・ポイント ノーダルポイントともいいます)を軸に回転させた場合でも、継ぎの部分でモヤモヤしていたりダブっていたりしているのが気になりました。

110605b

縮小して見る、アルバムに貼る程度の大きさで印刷する といった場合には気にならないのですが、等倍では気になってしまうのが最近の高画素デジカメのいけないところ(笑)です。

過去、手作業でパノラマスティッチをしていた時はこのレベルでは仕上げなかったので、Photoshopでのスティッチと比較してみようと思いました。

 

最近のPhotoshop(CS以降)ではPhotomergeという機能でパノラマスティッチを自動処理してくれるのですが、初期のころに比べ最新版ではかなり進歩しています。

手順は簡単

1.元写真を用意する
今回は、X100の「ぐるっとパノラマ」と比較するため、前回の画角に近いように同じ位置で8枚撮影(これでだいたい各画像が半分ずつ重なるようになります)。X100がJPEG-Sで処理しているようなので、この場合もJPEG-Sで撮影。

2.撮った画像をAdobe Bridge で一括選びPhotoshopにPhotomergeとして送る
こう書くと何やら判りにくいですがこの画のようにメニューを選べばいいのです。
110605c

3.PhotoshopでPhotomergeさせる
これもこのようなメニューが出るので使用する画像を選び「OK」を押すだけです。
110605d

そして待つこと約1分、自動処理で以下のようなパノラマ画像に合成されます。

110605e
◆手持ち<拡大します>

「ぐるっとパノラマ」と同じサイズ5120×2160にするため拡大縮小せずにトリミングすると上下は余白ができています(写真の黒い部分)。

生の画像をチェックしたい方は こちら(4M超えますので開くのに時間がかかります)

 

さて拡大するとお分かりのように、遠景の繋ぎは見事ですが手前の手すりの繋ぎがうまくいっていません。何しろ手持ちで回転しているのですから次のコマとの視差はかなり大きく、さすがにこれをうまくスティッチするのは無理でしょう。ちなみに撮影はファインダーを覗いてのスタイルですから背面液晶を見て撮るスタイルよりは視差は少ないはずです。

このズレを解消するには、もっとたくさんのコマに分割して写すのもいいのですが、やはりNPPで回転させるのがベストでしょう。

前回ご紹介した簡易パノラマ雲台を用いた撮影によるもの(こちらも8枚撮影です)ではこのようになります。

110605f
◆簡易パノラマ雲台使用<拡大します>

生の画像をチェックしたい方は こちら(4M超えますので開くのに時間がかかります)

遠景の繋ぎもパーフェクトですが、手すりまでもがきれいに繋がっています。

 

さすがにスティッチのアルゴリズムはPhotoshopのほうが優秀です。「ぐるっとパノラマ」だけでは心配なときは、分割した写真も撮っておくといいかもしれません。パノラマ雲台があればパーフェクトですし、手持ちであればかなりの枚数に分けて撮っておけばOKです。

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