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2011年12月11日 (日)

CN-126用自作ディフューザー -1

20111211a

プロ機材のLEDライト CN-126 を 過去の記事で加工しましたが、スチル用の光源としては硬すぎる光なので、前方にトレペを垂らすなど灯具以外の設営が必要です。

せっかくのハンディーなこのライトをもっと便利にしようと、ソフトボックス型のディフューザーを自作することにしました。

20111211b 材料は、前々回にもご紹介したスチレンペーパー。今回は小さめのものが数枚入っているパック品です。

正面のディフューザーになる面に丸ごと使おうという目的のため スチレンペーパーパック B4 1mm厚 にしました(リンク先の商品は右写真と異なります)。

スチレンペーパーは1mm厚でも光の透過はトレペほどはないのですが、なにしろカッターでスッと切れる割には、ペニャペニャ感がないので、骨材をいれなくてもしっかりしたものが作れます。

1枚はフルでディフューザーに使い、側面4枚を歩留まりよく取るために以下のような寸法にしてみました。よって1セットにスチレンペーパーが3枚必要です。

20111211c

20111211d ピラミッドの上を切った四角錐台形で上部に灯体のフレームを巻いて固定するベロを設けてあります。

ディフューザーに対し側面4枚を透明テープで貼って繋げればいいのですが、その時に2~3mm離して繋ぐのがコツです。隙間から光は洩れますが、スムーズに畳めるようにするために必要です。また、表裏ともテープを貼ると丈夫になります(若干折り畳むのに抵抗がありますが)。

そして側面の内面にキッチン用アルミホイルをスプレーボンドで張りつけます。

スチレンペーパーのままでもいいのですが、囲まれていても後ろにかなりの光が逃げるので、反射板を付けたほうが光の損失が減り、ディフューザー面の光の均整度が増します。

このときアルミホイルはクシャクシャのほうが反射板としてはいいので、シワが入らないように丁寧に貼る必要はありません。

シワはどんなやりかたでつけても良いのですが、手のひらのうえにホイルを置いて、その上から、もう一方の手の5本の指で軽くトントンとたたくと良好なシワが入ります(過去、照明デザインをやっていたときのモデル用テクニックです)。

そして4辺につけたベロに灯体に取りつけるためのテープ(黒パーマセル 25mm幅)をつけて完成です。

20111211e 灯体に取りつける場合、対向する2面のベロをまず灯体に直に貼り付け、残りの2面のテープをすでに貼ったベロに貼り付ければ済むようにしました。

実は灯体のフレームの幅(奥行)が25mmなのでベロも25mmとし、なおかつパーマセルも25mm幅なので見栄えも良いし、貼り付ける時もアタリがはっきりします。

この辺の寸法体系はお好みですが、私の寸法は一つの目安になると思います。

組み上げると以下のような寸法のライトになります。若干奥行きが少なくディフューザー面の光の均整度は落ちそうですが、ハンドリングしやすいサイズになりました。

20111211f

20111211g 折りたたむと、厚みは3mmのただのB4の紙のようなもので、重さも35gしかありません。

このB4サイズにしたのはA4(297×210mm)では小さすぎ、A3(420×297mm)では大きいというのはありますが、自作のレフ板もB4やB5で作っているため、出張撮影のときにその丈夫なレフ板を保護にすれば破損が防げると考えたためです。

ただ、出来上がったものを見るとこの大きさは非常に取り回ししやすく、小物の撮影に最適であるのを実感しました。

オフィス用紙、図面など紙の世界はA系列がメインですが、デザイン分野ではB系列が根強く残っています。B系列の大きさの使いやすさを再認識しました。

実際に使っての感想レポートは次回にします。

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