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2012年4月の3件の記事

2012年4月30日 (月)

撮影補助具

20120430a

商品撮影で凝ったカットを撮ろうとすると、様々なツールが必要となってきます。

トップ画像は水筒の飲み口とキャップを一発で撮ろうとしているところですが、こんなとき以外にも様々な保持のパターンがあり、プロ向けのカメラショップでは便利なものも売っているのですが、私はアルミパイプで自作した雲台に取り付けられるミニアームを愛用しています。

20120430b

東急ハンズやホームセンターでは様々な径のアルミパイプを扱っていますが、小径のものは肉厚は1mmのもの位しかなく、1/4インチのカメラネジ(メス)を切ろうと思うと、内径5mm、外径7mmしか選択肢がなくなってしまいます。それではネジを切ったあとの肉残りが少ないため外径8mmのアルマイト加工パイプ(肉厚0.5mm)をかぶせています。

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図の右の寸法は1/4-20のメスネジの山と谷の径ですが、内径5mmでは規格より若干山が低いことと、7mmのパイプのままでは肉残りは0.3mm程度しかないことがあわかりいただけるでしょう。

これを雲台に取りつけることで角度が自由になる細アームになるのですが、その先に吸盤を取り付ければ、トップ画像のような平たい面をもったものを保持可能です。この写真で使用の三脚は スリック ミニII の旧タイプ 「ミニ」ですが、この手のミニ三脚が重宝します。

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また、もう一つの雲台を利用することで2つの可動部をもったアームにもなります。

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ベースにしているミニ三脚は マンフロットの709Bというものですが既にディスコンになっています。

中間のパイプは 銀一 のオリジナル品で、品名はよく分からないのですが16mmの径のアルミポールで両端が1/4のオス、メスになっていて連結できる便利物です(残念ながらネットショップでは扱っておらず月島にある実ショップに行かなければ入手できませんが)。長さが30cm、50cm、80cm、100cmとあり、この写真のものは30cmです。(2013.10.06 「銀一ポール」はもう入手できないという情報をコメントでいただきました)

これらとLPLのミニ雲台、自作ミニアームで商品の天頂部の強いハイライトを消すためのツールにしているのですが、これは縦長の商品でよく使っています。トップ画像にある水筒など、キャップ部分の天面と側面の明るさを同じようにし、質感を同じように写す場合には必須のツールです。

20120430g

この自作アーム、これ以外にも様々に使えるようにシステマチックに考えてあり、パイプが二重で段差がついていることとも関係するのですが、続きはまたの機会にしましょう。

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2012年4月21日 (土)

小型雲台 ミニ雲台

20120421a

過去、雲台のお話は何度かしましたが、カメラに使用する以外に照明を設置したり、レフ板を保持したり、撮影品を保持したりと何かと便利な小型のボール雲台(ボールヘッド)をいくつも持っています。

自分の「まとめページ」にするつもりでまとめてみましたのでご参考に。

小さいものから、LPL MH1004、 hama HA5014(日本では入手できなくなりました)、Velbon QHD-41(生産完了品)、Velbon QHD-51(生産完了品)、JOBY Ballhead XBENRO B0 といったものを使ってますが、後半3点は一眼レフを十分保持できるものです。

上記の順で並べて撮ってみましたが、首を折った収納時の状態(高さが一番低くなっている状態)の写真ってなかなかないと思いますのでそのカットも掲載しましょう。

20120421b 20120421c

スペックも改めて実測してみました。

  LPL
MH1004
hama
HA5014
Velbon
QHD-41
Velbon
QHD-51
JOBY
Ballhead X
BENRO
B0
全高 47mm 49mm 63mm 80mm 80mm 91mm
縮高 35mm 40mm 50mm 65mm 60mm 63mm
基部径 24mm 30mm 33mm 44mm 49mm 44mm
ボール径 16mm 20mm 22mm 30mm (30mm) 30mm
質量 49g 78g 97g 178g 261g 315g
いずれも実測 ()は正確には測れていない
           全高、質量はクイックシュー含む

このようになっています。

この中では最近買ったJOBY Ballhead Xが意外によくできていて大変気に入っています。

アルカスイス準拠のクイックシューを持っているのでL字プレートを付けっ放しの5DMk2がそのまま付けられます。また30mmのボールを使用しているためしっかりとホールドされるのですが、若干重いレンズを付けた場合でも最後の一締めで微動してしまうようなこともありません。 (2013.02.24: B0とBallhead Xはパン固定ノブが独立していますが、Ballhead Xは最近ガタつきが出てきました。ボール固定は良好なのですがパンノブの締め付けでアングルが若干ズレるようになりました)

収納時の高さが低い(ほんの数ミリの差ですが)というのも気に入っている点で、カバンにも収まりがよくなりました。これで市価5000円前後なのでお買い得ではないでしょうか。

「三脚3種」 の回にご紹介した「ULTRA LUXi M + QHD-51」は今では「ULTRA LUXi M + Ballhead X」になっています。

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2012年4月 7日 (土)

CL5585Hを三脚に付ける

20120407a

外部液晶モニター CL5585H、スタジオ内での使用方法は 2回前の記事 で書きましたが、今回は三脚で使う方法を考えてみました。

カメラが低い位置の場合、スタジオスタンドのようにカメラより高い構造体がないのですからアクセサリーシューに付けることになりますが、カメラを背丈以上で使う場合は三脚に固定するのがいいでしょう。

20120407b ケンコーのクランプポッドは、大きすぎるし、そもそも細いものには噛ましにくい構造です。

便利で安いのはスタジオ用のクリップ Bクリップ です。どんなスタジオにも何個もころがっているエレンクリップと呼ばれるものの一種ですが、普通の文房具用の目玉クリップより大きく(幅8cm長さ12cm)黒い。この「黒い」というのが撮影用の用具で大事なところです。

バックペーパーを固定したり、ステージにデコラを固定したり、様々な用途に使うのですが、咥えるパイプに傷がつかないように内側がゴムになっているのでカーボン三脚なんかでも平気で使えます。

 

CL5585Hに付属の雲台は、アクセサリーシュー取り付け部がはずれカメラネジになっているので、「CN-126の回」 でも紹介したエツミの止ネジE-521でクリップの穴に固定です。

もちろん付属のアクセサリーシュー取り付け部で締め込んでもいいのですが、径がちょっと大きくクリップのバネに当たってしまい、あまり収まりがよくありません(右端の写真- -まあ一応使えます)。

20120407c

20120407d ただ、そもそもこの雲台はあまり出来がよくないので、これまた 「撮影用便利ツール」 で紹介済みのLPLの小型雲台MH1004を使用したほうがしっかり止まります。

このBクリップは、咥える部分にアールが付いていて広がっているため、細いパイプには固定できません。最低25mm径は必要ですが、たぶん皆さんお使いの三脚は28mm以上の径があるでしょうから大丈夫です(逆に45mm以上の厚さ、径は挟めません)。

 

三脚の脚、根元近くで固定すれば目の前にファインダーがあるのと同じになります。

20120407e_2

マンフロットのギア雲台を使えば、カメラ高さが2mくらいまでは、構図決め→ピント決定→撮影が脚立なしで可能です。

20120407f ちなみに、上右の写真を見て、L字プレートをつけているのになぜ雲台を90度傾けているの?と気付いた方に。実はHDMIケーブルのコネクタは薄いものやL字のものがないため、L字プレートからはみ出すんですよ。レリーズやUSBはなんとか収まるのに、HDMI出力をするときは縦位置のためのせっかくのL字プレートが無駄になっています とほほ。

 


20120407g2 <2012.10.23 追記>

この時は「とほほ」などと書いたのですが、HDMIケーブルだけの場合は、その端子口が一番下にあるため、プレートをずらして取りつけてもクランプの「くわえ代」はなんとか確保できます。(右にずらす)

ただし、私の雲台の場合は、クランプが右に偏心して取り付いていますので、下に垂れるケーブルと干渉するものがありませんが、雲台やクランプのレイアウトによっては、そうはうまくいかないことはご了承ください。

過去、USB(口が上下中段にある)のときに、「これじゃずらしてもダメだ」と思ったことをひきずっていましたので、思い込みで「できない」と思っていました。今回、久しぶりにカメラ縦位置でHDMIケーブルを繋いで再発見しました。

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