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2012年8月の1件の記事

2012年8月19日 (日)

外部液晶モニター用雲台 2 -百均三脚バラシ-

20120819a

前回の記事などでCL5585Hのシューマウント用雲台の良いものを模索しましたが、前から気になっていたことを実験してみました。

百均(ダイソー)で手に入るミニ三脚の雲台部分が、器具(カメラ、モニター)を取り付ける際に、雲台そのものを回転しなくて済む非常にコンパクトな仕組みで、さすがに一眼レフなどには使えないものの、バッテリーを入れても240gのCL5585Hの保持には使えるのではないかと思っていたのです。

20120819b トップの写真で2つ写っているのは、見た目同じのハクバの製品で(トップ写真では右、以下の写真では左)、この両者の違いを比べたかったこともあり、思い切ってバラしてみることに。

ダイソーのものは105円ですが、ハクバの 「Eポッド2ライト」 は400円前後します。

ダイソーのものが脚の伸縮ができるのに、それより高いハクバのものは伸縮できません。

ちょっと見、ダイソーのもののほうが高機能に見え、ハクバのものと同じ型を使った本体に脚のみを換えて格安で売っているのかと思ったのですが、実は本体の質感や、角度調整のストッパーの締まり具合などが、ハクバのもののほうが若干しっかりしています。

 

さて、この三脚をカメラシューの上に付けるためには、「脚を取り払い」、「穴をあけネジを切り」、「シュープレートをねじ込む」という手順になります。

20120819c

脚の付け根はプラスチックですので、組み上がった現状のまま切り落としてもいいのですが、上記の「角度調整のストッパーの締まり具合などが若干異なっている」点なども確認し、穴あけも果たしてこの場所でいいかも確認するため分解してみました。

20120819d 三脚裏側の3つの丸型のものが、どう見てもネジ隠しのキャップなので、小径のドリルでゆっくりと穴をあけ引っ張ってみると、案の定、キャップが取れ、ネジ頭が見えました。

3本のネジを緩めると背面のパーツがはずれ分解できました。ここまではハクバのものもダイソーのものも一緒に感じます。

ところが、

20120819e

20120819f 分解してみると両者は細かいところが随分異なります(左:ハクバ 右:ダイソー)

雲台の回転に抵抗を与えるバネの有無、クリックを与える「擦り合わせギア」の溝の深さなど、ハクバのほうが締まり具合が良いのはこのためのようです。

その他、センターの脚をはめ込む部分の仕組みや、内部のリブの立て方など結構違います。

そこで、よりしっかりしているハクバのものを、計画通り切って穴をあけシューを付けてみると、

20120819g

毎度おなじみのの LPLボールヘッド MH1004 (右)はもちろん、前回ご紹介のユーエヌの「液晶モニターバウンサー 」 UN-8231よりロープロファイルのものができました。

20120819h

取り付け状態もよさそうです。

が、

残念ながら今回のものは

「使えません」。

静かな状態ではしっかりと保持してくれるのですが、モニターにそこそこのGがかかる場合(カメラを急激にゆするなど)、モニターがカクンと「おじぎ」してしまいます。

雲台のロックレバーは反対側にバネがあって抵抗を高めてはいるものの、ギア状の擦り合わせパーツだけで保持しているのでこの重量には負けます。ましてやバネもないダイソーのものでは、モニターにちょっと触れただけで「おじぎ」します。

まあ、半分余興として行った実験ですので気にはしていないのですが、何かこの手の洒落たデザインで取り付けもスマートなものがあるといいなと思っています。

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