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2012年11月17日 (土)

撮影機材 ある日の荷物

20121117a

日頃このブログで「出張撮影のため…」という言葉を連発している私ですが、実際どんな荷物を持ち出しているのかとお思いの方に、とある日の荷物をお見せします。出張撮影にも様々なケースがあるので、いつもこのパターンではないことはもちろんですが、何かの参考になるかもしれません。

20121117b ある企業の展示会の「展示ブースの記録」「レセプションの様子の記録」「レセプションで出した料理の記録」の撮影というもので、広角レンズやセミマクロが必須のパターンというものでした。また、現場でUSBメモリにコピーした生データを渡してほしいとのことなのでPCも必要とされました(それにしてもPC不要のメディア変更、何か方法ないかなぁ)。

さて、過去、三脚の選定基準で「600mm幅のバッグに入ること」とご紹介したバッグが、タイトル画像のものです。プロ機材 キャリングケースS というもので、大型の蛍光灯撮影ライトのキャリングケースとして扱われているのですが、「1バッグにすべての機材を入れたい」と探していて見つけたものです。

600×280×100mmでクッションの入ったナイロン製のバッグですが、外に220×190×65のフラップ付きのポケットが2つ付いています。この日の荷物を全部並べると

20121117c

20121117d

という具合になります。

前回紹介した方法で段数を1段増したGT3540Lも雲台を外した状態で入ります。また、幅263mmのLaVie Touchもマチが十分にあるためサイドポケットにギリギリでなんとか入ります。

今回は料理のアップを撮るため、PL-88を持ち出しましたが、小径用のスピードリング付きの60センチ角のソフトボックス も必要となり、結構な荷物になっています。

また、脚を1段増したGT3540Lが必要とされる高い位置からの撮影にはCL5585Hが必要です(LaVie Touchでテザーで写せばいいじゃないかとお思いでしょうが、スタジオでのじっくりかけた撮影とは異なるので、レスポンスが遅いLaVie Touchでは使いにくいと判断しました)。

PC+モニタとなったためカサと重量を減らそうと、雲台は便利な410をあきらめマーキンスのQ20に。またマクロレンズをあきらめEF50mmにエクステンションチューブで対応。この辺は涙を飲んでの変更ですが、なんとかなるレベルの不便です。

あと説明しなければならないのは、小さい三脚(ULTRA MAXi)の使い道。

ブースを真正面から次々に撮るのに、高さや水平垂直を出しやすい一脚使用で臨もうと思ったのですが、ライトのスタンドも必要と思い、これまた荷物を減らすため、それと兼用できる方法を考えた結果がこれでした。

20121117e 三脚のセンターポールにRRSのクランプを取り付けカメラの縦⇔横が簡単に変更できるものとして用意。

もう1台の同タイプ三脚のセンターポールと簡易雲台のみでライト用のものを組んでおき、ライトを使うときはセンターポールごと入れ替えます(ところが当日、先方の若いスタッフがライトを持ってくれることになったので、ライトスタンドとしての活躍はなくなりました)。

20121117f何回もご紹介しているミニ雲台LPLボールヘッド MH1004 を利用した、両面自在クランプを組み立て、レフ板をカメラ下に取り付けようとも計画しました。レフはスチレンペーパーを2枚、テープで継いだ折りたたみ可能なものです(自作)。

20121117g この2つを使用して、フードを撮る場合のスタイルとして考えていたのがこんな感じです。三脚の1本の脚のみ降ろし、短いままの後ろの2本とセンターポールを一緒に握れば、下に15度ぐらいはチルトする、使い勝手のよい「疑似一脚(雲台付き)」ができます。

この三脚はライト用でもあることを説明しましたが、「レフを付けているのなら、その時はライト使ってますよね」とツッコミを入れる方に。。。「その時は、センターポールを延長してベルト保持の一脚にします!」

まあ、ライトを持ってくれる人がいてくれたので、結果この方法がとれましたが。

 

今回の重量はちょうど10kg。さすがに重く、そのままのストラップでは肩に食い込むため エアーセルショルダーパッド AMCP18N というパッドを巻いています。これよりも多い荷物、重い荷物の場合にはキャスターバッグを使うのですが、このバッグでも、これだけの機材が入るので結構お気に入りです。

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コメント

「展示ブース・レセプション・料理の記録」の撮影……
そーいう仕事をしてみたいです。私はいわゆる写真好きではなく、前述したような作業・仕事をしたいのだと自分では思っています。カメラを手にしたきっかけが商品撮影なのです。だんだん「写真好き」になってきましたが。
今回の記事も興味深く拝見しました。現場の知恵満載で大いに参考になります。数年前、照明機材を持たないころ、物干し竿ブームに蛍光灯をくくりつけて撮影練習していた記憶があります。当時、漠然と想定していた地点まで到達したのですが、まだまだ先があるなーと実感しています。今後もいろいろおしえてください。(私の家のお寺は他力本願寺です。)

投稿: pink | 2012年11月18日 (日) 02時03分

>そーいう仕事をしてみたいです。
いや、そんな楽しくカッコイイ仕事じゃないですよ。今回は2時間で500枚近く撮ってますから。

そのためなるべくミス(手振れや水平狂い)のないようにどうしたらいいか考えた結果のセットです(とはいえレンズの樽型補正など時間のかかる作業はしませんと先方とも約束しているので、必ずしもベストな写真ばかりではありません)。

pinkさんも私と同じように「モノを良く見せるため」の仕事の一部として写真を扱っていらっしゃるので、ブログで拝見できる様々な工夫、楽しみです。

>私の家のお寺は他力本願寺です。
笑いました。とはいえその場しのぎでなく、向上心あっての他力本願ですから卑下することはございません(笑)。

投稿: seimas | 2012年11月18日 (日) 23時06分

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