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2012年12月の4件の記事

2012年12月29日 (土)

2012年総括

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年の瀬となりました。今年は、ある施設のサイン計画が入ったり、50ページほどのレシピ本のデザイン(料理写真の撮影も)が入ったりと、今までとは一味違う仕事が入り楽しかったのですが、仕事の総量が増えた訳ではなく相変わらずの「てーへんカメラマン/てーへんデザイナー」でした。

さて、このブログも2年ちょっとになりますが、今年の検索キーワードを総括してみたいと思います。昨年は春にFinePix X100を購入し、ファインダーの傾き問題などがあったせいで「X100」がダントツの検索ワードでした。今年はどうでしょうか。

複数ワードでの検索が多いのは当然なのですが、それぞれのワードに分解したワードのみの順位で見てみましょう。

順位 キーワード 検索数
1位 「x100」、「X100」 1,017
2位 「使い方」 936
3位 「マンフロット」 914
4位 「cl5585h」、「CL5585H」 913
5位 「ts-e」、「TS-E」 600
6位 「410」 585
7位 「雲台」 535
8位 「シフトレンズ」 512
9位 「三脚」 500
10位 「405」 478

相変わらずX100は多いのですが、2位の「使い方」とは何でしょう。タイトル写真は9/1から本日までの4ヶ月間累計のフレーズの様子ですが、これでおわかりのように「シフトレンズ 使い方」「TS-Eレンズ 使い方」というようなフレーズが多いためでした。

面白いのは「TS-E24mm F3.5 II 使い方」という決め打ちのフレーズ。これは今年の春ごろから増えましたが、なぜか24mmだけで17mmや45mm,90mmはありません(笑)。24mmの広角レンズとして非常に優れているという評判は聞くが、TS-Eレンズってどう使うの?っていう方が多いのでしょうね。

ではキーワード/フレーズで見てみるとどうなるか。複雑なので表にはしませんが、TS-Eレンズがらみがダントツでした。

そして2位は 「CL5585H」。TS-E関係はキーフレーズが様々に分かれてしまいますが、こちらは上のキーワードで4位になっているように、ずばりこのキーワードです。

当方の記事量はそう多くはないのですが、他の方のブログであまり取り上げられていないこともあって、検索エンジンではkakakuやショッピングサイトを抜きメーカーサイトに次ぐ2位になってしまってますから当然なんでしょうが、はたしてお役にたてているのでしょうか。

3位はギア雲台関係です。当ブログではカテゴリーでは他の雲台と一緒にしていますが、もっと記事が増えたらギア雲台のみのカテゴリーも作ろうかと思ってます。

 

さて、それ以外に気になったものでは、「テザー撮影」「真俯瞰撮影」でしょうか。

LaVie Touchを購入したのは春でしたが、その後Windows8も発売され、この晩秋から一気にWinタブレットが出てきたので気になるところでしょう。その当時は「AndroidOS用にはろくなアプリがない」などと書きましたが、その後 DSLR Controller などというものがローンチされ、 かなり良くできたアプリのようです のでAndroidタブレットも気になるところです。

真俯瞰撮影に関しては、どのクラスの方が検索してきているのか大変気になります。こちらは常識的と思っている事でもひょっとしてネタとして重要なものがあるかもしれません。

来年も様々なネタをご披露したいと思うのですが、これからもよろしくお願いします。

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2012年12月23日 (日)

真俯瞰(真正面)撮影の小ネタ

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床置きの商品を真俯瞰で撮る良い方法は 「真俯瞰撮影用のツールを考える」の回 にお伝えしましたが、それでもシビアな(四角のものがちょっとでも台形などに歪まないような)アングルにしたい場合は、カメラの調整が結構大変です。

そこそこ正しく写し、あとはPhotoshopなどで台形歪みを取るにしても、上下か左右のみのパースならまだしも、その両方の成分を的確に把握し、レンズの歪曲も取るとなると結構な手間がかかります。

なるべく撮影時に真俯瞰を取っておくのが望ましいのですが、簡単に正対させる(真正面を出す)方法をお教えしましょう。

20121223b ズバリ「鏡」を使うのですが、この鏡を被写体を置くステージにただ置くだけです。

この鏡は、安い小さなもので十分なのですが、唯一の条件として、厚みが均一なもの(後ろに脚がついていたり、凸状のパーツがついていたりすると不適格)である必要があります。

鏡に映ったカメラレンズのセンターがファインダーのセンターに来るようにカメラの向きを調節するだけです。

この際、鏡をきれいにフレームに収める(画面上の傾きや周りの余白に注意する)必要は、全くありません。また鏡の大きさもレンズ径よりちょっと大きいぐらい(正確に言えば、レンズがぎりぎりフルで写ればよいのならレンズ径の半分の大きさ)で十分です。

原理は説明するまでもありませんが、上の図(写真)のように鏡に直角にレンズ軸があれば、鏡に映ったレンズが画面センターに来る(逆に センターになければ直角でない)訳です。

ファインダーセンターにはAFのゾーンがあるでしょうし、液晶のプレビューでもグリッド表示をさせていればセンターに合わせるのはたやすいでしょう。

20121223c

20121223d 真俯瞰では水準器を使えば簡単にカメラの垂直が出せますが、ステージが水平とは限らないし、右の図のように撮影しやすいように「起こした」ステージでは、この鏡を使った方法は便利です。

また、垂直に起きた被写体でも、水準器でカメラの水平を出しても被写体と正対しているかは把握しづらいものですが、その面に鏡を貼れば正確に正対させることができます。もっとも建物のように鏡を貼りにいくのが大変なものもありますが(笑)。

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2012年12月15日 (土)

X100 まだまだ使ってます

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富士フイルムのFinePix X100。Xシリーズとして様々な兄弟機(姉妹機?)が出て、世間では騒がれなくなりました。かくいう私も、このブログで取り上げることもなくなりましたが、お散歩カメラとしてはまだまだ現役です。

久しぶりに、スタジオ実験をしてみました。

別に大した実験ではないのですが、普段ブツ撮りではまず使用しない35mmという画角で小物を撮るとどんな感じか、PL-88の光色をX100のAWBが適切に処理してくれるか、、、などともっともらしい事を書きましたが、本当は、先日家内と銀座のデパートを巡ったときに見つけたカワイイ梅酒を写真に撮りたかったというだけです。(笑)

その梅酒とは、シャトー酒折ワイナリーの「ひとくち梅酒」 というものなのですが、49mlの梅酒が直径5cm弱のプラスチック瓶に入っているもので、そのボトルが梅の形状をしていてカワイイこと。小さいのでポケットにも入ります。同シリーズの「アンズ酒」とともに思わず買ってしまいました。

20121215b ものが小さいので、非常に簡単なセッティングで済みます。透明ボトルなので、定番の半逆光。レフで若干手前を起こすだけです。

フィルムシミュレーションをベルビアにし、ホワイトバランスはオートで、AE。適度に補正してみました。JPEG出しで、PhotoShopでちょっとシャドーを持ち上げています。

 

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FinePix X100  f/5.6 1/85 ISO200 補正+0.7 <拡大します>

同じセッティングのままEOS 5D Mark II TS-E90mmでも撮ってみましたが

20121215d
Canon EOS 5D Mark II TS-E90mm f/5.6 1/60 ISO200 補正+1.0 <拡大します>

「商品写真」としての解釈ならば、2個のボトルが同じ大きさであることを伝えたり手前の角砂糖の見下げ角も揃えたりと、後者でなければならないのですが、 この手の小さくて丸いものだと、広角でもあまり違和感がありませんね。たまにはこんなカットも提案してみようかな。(なお、商品名の入った「葉」の向きとか、後ろの容器のボカシ具合とか、商品写真としてみれば不適切な部分が多いのでツッコまないように 笑)

X100の背景が「周辺減光」しているのはレンズ特性によるものではなく、通常の90mm程度で写して問題ない程度のライティングにしたら、レンズが広角のために周りの暗い部分が写ってしまったというものです。広角レンズで撮る場合に一番気を使うのは、背景が思いのほか多く写ってしまい、ライトの設定も一回り大きくセットしなければならないので厄介です。

それにしてもX100の描写はなかなか良いですね。

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2012年12月 8日 (土)

PL-88とCN-126 色温度

20121208a

Camlight紹介の最初の回 で「個体間の偏差は非常に少なくなっています」と書きましたが、個体間もさることながら、出力のMaxとMinの間でもほとんど差がない優れものです。

私は3台持っていますが、カラーメーターの実測で6,050ケルビン±50ぐらいですべて(個体間、出力間)収まっています。

これがCN-126となるとかなりの偏差があります。こちらも3台持っているのですが、

  フル点灯 中間 (70%) 最小
個体 1 6,150 5,950 5,650
個体 2 5,840 5,600 5,330
個体 3 5,640 5,420 5,020
色温度:k  

といった具合で、複数使用する場合にはやっかいになります。一番青い(上記 個体1)と一番黄色い(個体3)では500ケルビンも差があるので、ホワイトバランスがかなり崩れます。

左右真横から、互いの光の影響が出ないようにあてた、45度振った直方体の2面は、カメラのホワイトバランスをオートにした場合、以下のようになります。

20121208b カメラは全体の平均でホワイトバランスを取るため、両面とも、色がカブッています。また、色温度だけでなくG-Mの偏差にも差があるので、グリーン、マゼンタの色カブリに見えます (RGB数値は、撮影画像をPhotoShopのスポイトツール(31ピクセル角の平均)で拾った数値です)

20121208c Camlightと一番色温度の高いCN-126では、色温度の差は100kぐらいなので、ちょっと見には混光でも問題なさそうですが、じつはCamlightはちょっとマゼンタ(ピンク)寄りにシフトした光色です。

 

1灯での簡易な撮影時には、カメラのホワイトバランスがしっかり調整してくれますので、以上のような問題はどんな光源でも発生しないのですが、多灯撮影時には色温度が揃った光源が必要です。

ストロボライトでも絞って使うと若干の色温度は下がるし、そもそも個体間で100kぐらいの偏差はあるものですから、フィルターでコントロールするのが正しい手法なので、CN-126だってしっかりフィルターで個々の色温度をコントロールすれば問題は発生しません。とはいえ、Camlightのように安定した光源は便利です。

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