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2012年12月 8日 (土)

PL-88とCN-126 色温度

20121208a

Camlight紹介の最初の回 で「個体間の偏差は非常に少なくなっています」と書きましたが、個体間もさることながら、出力のMaxとMinの間でもほとんど差がない優れものです。

私は3台持っていますが、カラーメーターの実測で6,050ケルビン±50ぐらいですべて(個体間、出力間)収まっています。

これがCN-126となるとかなりの偏差があります。こちらも3台持っているのですが、

  フル点灯 中間 (70%) 最小
個体 1 6,150 5,950 5,650
個体 2 5,840 5,600 5,330
個体 3 5,640 5,420 5,020
色温度:k  

といった具合で、複数使用する場合にはやっかいになります。一番青い(上記 個体1)と一番黄色い(個体3)では500ケルビンも差があるので、ホワイトバランスがかなり崩れます。

左右真横から、互いの光の影響が出ないようにあてた、45度振った直方体の2面は、カメラのホワイトバランスをオートにした場合、以下のようになります。

20121208b カメラは全体の平均でホワイトバランスを取るため、両面とも、色がカブッています。また、色温度だけでなくG-Mの偏差にも差があるので、グリーン、マゼンタの色カブリに見えます (RGB数値は、撮影画像をPhotoShopのスポイトツール(31ピクセル角の平均)で拾った数値です)

20121208c Camlightと一番色温度の高いCN-126では、色温度の差は100kぐらいなので、ちょっと見には混光でも問題なさそうですが、じつはCamlightはちょっとマゼンタ(ピンク)寄りにシフトした光色です。

 

1灯での簡易な撮影時には、カメラのホワイトバランスがしっかり調整してくれますので、以上のような問題はどんな光源でも発生しないのですが、多灯撮影時には色温度が揃った光源が必要です。

ストロボライトでも絞って使うと若干の色温度は下がるし、そもそも個体間で100kぐらいの偏差はあるものですから、フィルターでコントロールするのが正しい手法なので、CN-126だってしっかりフィルターで個々の色温度をコントロールすれば問題は発生しません。とはいえ、Camlightのように安定した光源は便利です。

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コメント

今回の記事とは関係ない個人的な報告です。以前こちらでTS-Eレンズを使って洋服を置き撮りする方法をご紹介されていたとおもいます。それを実践してみました。とてもおもしろかった!ありがとうございます。

投稿: pink | 2012年12月12日 (水) 23時59分

ブログ拝見しました。
カポックの乱立(笑)、床置き真俯瞰の宿命ですね。
でもまわりの白飛ばしも綺麗に決まって、良い写真ですね。

脚立使用の真俯瞰は、ファインダーを覗き込むのに不安定になりがちです。私、前に商品の上に落ちたことあります。そんなこともシフト撮影なら危険を軽減できますので、今後も応用してみてください。

投稿: seimas | 2012年12月13日 (木) 20時54分

まわりの白飛ばしはPhotoshopでの処理です。今回は使用目的が年賀状プリントなので、依頼主のオバチャンに喜んでもらえるように、満遍なく明るく写すことを心がけました。カポックは市販の発泡スチロール板が180cmしかないので、継ぎ足して240cmのものを作りました。発泡スチロールと木工用ボンドで工作するのが子供のときから好きでした。自称「小細工大王」です。本日、プロカメラマンのアシスタントをやってきました。メモ書き・レフ持ちなど。低予算、短日数で小物を大量にとなると、こんなに雑な撮影でもいいのか?? ちょっとビックリ。後処理するデザイナーとは意思の疎通ができているらしいので、どのような印刷物が仕上がってくるのか楽しみです。

投稿: pink | 2012年12月14日 (金) 23時45分

>満遍なく明るく写すことを心がけました
そう、写真は使用目的によって明るさやコントラストを変えなければならないのですが、PC画面でしか見ない人にとってはピンとこないのですよね。これがいつもクライアント(特に写真を趣味だけでやっている人)とのやりとりで苦労するところです。

>こんなに雑な撮影でもいいのか??
私なんて大半がそんなものです。
当然、
>後処理するデザイナーとは意思の疎通ができている
が大前提で、時として私がそのデザイナーだったりします(笑)

投稿: seimas | 2012年12月15日 (土) 23時59分

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