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2012年12月23日 (日)

真俯瞰(真正面)撮影の小ネタ

20121223a

床置きの商品を真俯瞰で撮る良い方法は 「真俯瞰撮影用のツールを考える」の回 にお伝えしましたが、それでもシビアな(四角のものがちょっとでも台形などに歪まないような)アングルにしたい場合は、カメラの調整が結構大変です。

そこそこ正しく写し、あとはPhotoshopなどで台形歪みを取るにしても、上下か左右のみのパースならまだしも、その両方の成分を的確に把握し、レンズの歪曲も取るとなると結構な手間がかかります。

なるべく撮影時に真俯瞰を取っておくのが望ましいのですが、簡単に正対させる(真正面を出す)方法をお教えしましょう。

20121223b ズバリ「鏡」を使うのですが、この鏡を被写体を置くステージにただ置くだけです。

この鏡は、安い小さなもので十分なのですが、唯一の条件として、厚みが均一なもの(後ろに脚がついていたり、凸状のパーツがついていたりすると不適格)である必要があります。

鏡に映ったカメラレンズのセンターがファインダーのセンターに来るようにカメラの向きを調節するだけです。

この際、鏡をきれいにフレームに収める(画面上の傾きや周りの余白に注意する)必要は、全くありません。また鏡の大きさもレンズ径よりちょっと大きいぐらい(正確に言えば、レンズがぎりぎりフルで写ればよいのならレンズ径の半分の大きさ)で十分です。

原理は説明するまでもありませんが、上の図(写真)のように鏡に直角にレンズ軸があれば、鏡に映ったレンズが画面センターに来る(逆に センターになければ直角でない)訳です。

ファインダーセンターにはAFのゾーンがあるでしょうし、液晶のプレビューでもグリッド表示をさせていればセンターに合わせるのはたやすいでしょう。

20121223c

20121223d 真俯瞰では水準器を使えば簡単にカメラの垂直が出せますが、ステージが水平とは限らないし、右の図のように撮影しやすいように「起こした」ステージでは、この鏡を使った方法は便利です。

また、垂直に起きた被写体でも、水準器でカメラの水平を出しても被写体と正対しているかは把握しづらいものですが、その面に鏡を貼れば正確に正対させることができます。もっとも建物のように鏡を貼りにいくのが大変なものもありますが(笑)。

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コメント

以前、真四角なお盆を真俯瞰撮影する必要に迫られ、四苦八苦したことがあります。その後「カメラ(レンズの中心)を被写体の真正面に正対させるには鏡を使う」ということをどこかで目にし、すでに鏡は買ってあります。約一年経過、買っただけでまだ練習してなかったので、今回の記事が良い刺激になります。TS-Eレンズとのあわせ技。ワクワク。

投稿: pink | 2012年12月23日 (日) 22時55分

やはりpink様よりコメいただきました(笑)。

前々からいつか上げようと思っていたネタですが、知っている人は多いしネタとしてのインパクトは弱いし躊躇してました。

しかし、最近キーワード「俯瞰撮影」でのアクセスが結構多いのと、キルティング撮影の回の貴ブログを拝見して今回取り上げてみました。

工業製品の「完全に四角なモノ」と違って、キルティングなど若干狂った四角のものは撮影時にしっかり正対させて撮り、ヘタにソフトで修正しないほうが自然ですョ。

投稿: seimas | 2012年12月23日 (日) 23時25分

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