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2013年1月12日 (土)

撮影補助具 ディフューザーでの使用

20130112a

 

以前、「撮影補助具」の回 でアルミパイプを使った自作のミニアームの事を書きましたが、その時に「これ以外にも様々に使えるようにシステマチックに考えてあり」と書き、「続きはまたの機会にしましょう」などと〆たにも関わらず、しばらく書けずにいました。

もうタイトル写真で「こう使うのね」っておわかりかと思いますが、まずはディフューザーの話から。。。

そもそも撮影照明用のディフューザーは様々な種類があります。布(紗幕)、紙(トレペ)、プラスチック(アクリル板、アートレ等プラスチックフィルム)。一番使われるのは安さ、携帯性の良さでトレペ(トレーシングペーパー)でしょう。

長尺の巻き物で使いたい長さに調節できるし、数回使ってシワがついたり破れたりしたら不適切な場所を切ってキレイな場所を使えます。一方で、数回(へたをしたら一回)でシワがつきだめになるため、結局は高くついてしまうものです。

20130112b そこで私は、プラスチックシート系のものを使っています。「アートレ」「ユポ」等、各社様々な名前で出していますが、いずれも光拡散の素材を練り込んだポリプロピレンやポリエステルなどのプラスチックシートです。シワや破れに強いので何十回も使えます。

また、紙のトレペはどうしても「紙の目」があるので、「写りこませる」場合にはあまりきれいではありません。プレスチックシートだと質感が非常になめらかなのでステンレス素材、ガラス瓶などの撮影にはどうしても必要になるものです。

私が使っているのはサベージのD-002というタイプですが、幅1250mmの5m巻きで4000円弱のかなり安いタイプです。新宿に割と近いところに住んでますのでヨドバシカメラでいつでも入手できるこのタイプになってしまいました。 

20130112c これを使いやすい寸法に切ったものの両端に外径8mm径のアルマイト加工のアルミパイプ(内径7mm)を付けると、ロールのままで使うより、より小型で軽量のディフューザーができます。

そもそも小さいものの撮影にロールのまま使うのはかえって不便ですし、バッグのサイズに合わせてしまえば1バッグで済み、そしてなによりもディフューザーを保持するための機材(スタンド、ブーム、クリップ等)がディフューザーが大きく重ければ大型化してしまうことが、出張撮影時には負担になります。

というわけで、大・中・小、使いやすい(バッグにも収まる)3つのサイズにしたものを使い分けています。

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一番大きなサイズのものでも120g弱ですし、丸めたものは直径30mm以下ですので、一緒に持っていくバックペーパーの芯の中に収まってしまいます。ちなみに各サイズの根拠は、「大」はキャスターバッグに入るギリギリの寸法(1250側は元の巻物の横幅)、「中」は 「撮影機材 ある日の荷物」の回 でご紹介したバッグ用の寸法で、「小」は「中」を切りだした端材(1250-830=420)というわけです。バックペーパーも「大」「中」の幅に切った巻物がありますのでそれを持ち出します。

そして保持する際には、8mmパイプに自作のミニアームを挿せば、ミニアームはカメラネジ穴を持っているので、雲台などに固定可能です。軽量なので「片持ち」で十分保持できます。

前回の記事のタイトル写真としてヘビの置き物を撮ったときには、トップライト用に中サイズ(580×830)、左からのメイン用に小サイズ(420×660)を使いましたがトップ用は、突っ張り棒(写真用に「オートポール」という立派なものもありますが、これはDIY店で売っている家庭用の安いヤツです)に マンフロット ナノクランプ 386BC 経由(右写真参照)で、メイン用は小さいスタンドにミニ雲台 LPLボールヘッド MH1004 経由で固定してます。いずれも片持ちで水平が十分に出ます。

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20130112f このナノクランプ は3~35mmのパイプ(板も35mm厚まで)に固定できるものですが、背中のアタッチメントが3/8"ネジ穴、1/4"ネジ穴両方あり、付属のリバーシブルのネジを介してカメラ穴の開いたものが取り付けられます。

小さいので便利なのですが、ちょっと高い。最近ではこれの構造を参考に様々な他社製品も出てます。気になるのは、使える機材のセレクトショップ で扱っている カニクラ ってヤツですが、どの程度差があるんでしょうね。

とにかく、このアルミパイプを使った自作のディフューザーは重宝しております。パイプにシートを張り付けただけのものですが、3つとも何十回か使用していますが、破れも気になるレベルのシワもできていません。

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コメント

以前にWindowsタブレットをググってこのブルグに来ました。
目的が同じようなカメラ撮影が主だったため、大変に参考させていただきました。
ありがとうございます。

「使える機材のセレクトショップ」 に買い物した祭に送料無料にするためカニクラを買いましたがマンフロットのものと何ら違いはないように思えましたよ。
ちなみに買ったことはないのですがヤフオクで同じようなものが2K円ほどでもあります。

また、物撮りの天トレに「vivo フラッグフレーム」が最高ですよ。
ご存知かもしれませんが軽量かつ分割持ち運び出来るのがメリットです。


投稿: hokutyo | 2013年1月12日 (土) 20時02分

ナノクランプもカニクランプも使ってます。
機能的には同じものですが、質感といいデザイン、使い勝手、重量すべてにおいてマンフロがいいと僕は感じました。ちょっと高い分値打ちは十分あると思います^^

投稿: monopod | 2013年1月12日 (土) 21時25分

hokutyoさん、はじめまして。
テザー撮影、Winタブレットが豊富になってきたのでこれからは楽になるでしょう(ただ、ウチのLaVie Touchでは少々非力です)。

Vivoさんのフラッグフレームは存じております。大型での使用の時は使わせてもらおうとかねてより思っているのですが、600~700角ぐらいのものを自作しようかとも思っています。

パンプロダクトは他にも便利ツールが豊富なのでカニクラはそのうち購入しようと思っている(送料無料にするため 笑)のですが、参考のご意見ありがとうございました。

投稿: seimas | 2013年1月12日 (土) 21時52分

monopodさん、毎度です。

こちらは「すべてにおいてマンフロがいい」とのご意見、ありがとうございます。きっと使い方等で意見が分かれるくらいの僅差なのかとも思います。
そのうち購入して使い比べてみます。

投稿: seimas | 2013年1月12日 (土) 21時55分

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