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2013年9月22日 (日)

出張撮影での小物撮影用ブース

20130921a

 

20130921c 前回は自宅で使う方法をお伝えしましたが、マンフロットの ミニクランプ 171 と「銀一ポール」の組み合わせは出向いて小物の撮影をするときにも重宝します。(2013.10.06 「銀一ポール」はもう入手できないという情報をコメントでいただきました)

そもそも、客先で撮影する場合は会議テーブルなど「撮影台」となるものを用意してもらいますが、そこで最適なライティングと背景を作り込むには、一般的な解釈なら最低4本のスタンドが必要となります。後ろ2本でバックペーパーを垂らし、天トレもその2本を兼用してサポートして、手前に引き出した前縁を吊るのにまた2本というわけです。これにライト用にスタンド+ブームも必要となるでしょう。

ところが、4本ものスタンドを立てると脚だらけ。邪魔なことこの上ない。またトレペをサポートする場合、スタンドは横向きの引っ張りの力には負けやすく、すぐ倒れ込んでくるので脚に乗せるウエイトも必要になったりします。

そこで、ポールをクランプで固定する方法にすれば、テーブルそのものがウエイトとなって「立っているだけのスタンド」より頑丈なものになります。

そして 「撮影補助具 ディフューザーでの使用」の回 にご紹介した、アルミパイプを2辺につけたPP両面マットディフューザーを、この場合にはアルミパイプの中を通したゴム紐でつなげたクリップでポールに固定します。このメリットは撮影台の横幅が変わっても装備が変わらない点です(だからゴム紐の長さは1mあります - これで2m以上の巾に対応)。

また、バックペーパーを保持しているのは、右下のような既製品メスメスアダプターを加工した、自作のスライドアームブラケットです。当ブログではおなじみのエツミ 止ネジ短 E-521 を固定ネジにした16mmパイプ上をスルスル移動できるダボ(先端が1/4ネジ穴)です。(当ブログで何回も出てくるエツミ E-521は最近生産完了したようです 便利なのに… 代替は中国製でamazonなんかで買えます 2015.05.17)

20130921d

こちらもバックペーパーの芯を両方から短い長さで保持するだけなので、 ペーパー巾すべての長さのパイプやポールを用意する必要はありません(従ってロールの抜き入れが楽です)。

横巾の広いテーブルに短い巾のもの吊る場合には「銀一ポール」で延長します。また横棒がダボになっているのは、これを90度振って、通常のスタンドの上に16mmのパイプ(「銀一ポール」)を横使いで支え上げるためにも使うからです。

20130921e

タイトル写真のセットは60×90cmのテーブルに58cm巾のロールペーパーを吊り、天トレは42×66cmのものをセットした状態ですが、4本のポールは長さが50cmのもの。

プロ機材 フレキシブルアーム AAA-4074マンフロット ナノクランプ 386BC でポールに固定すれば撮影品にポーズを付けたり、レフを固定することも簡単。そしてポールはテーブルにしっかり固定されているのでズレたりブレたりしません。

4本の垂直棒をすべてスタンドで行う場合に比べ、機材はこれだけ減ります。スタンドの場合にはロールペーパー用に横に渡すパイプも加味しましたが、トレペもロールの場合、前縁を貼りつけるパイプも必要になりますね。

20130921g

とにかくステージのサイズが変わっても機材量はほぼ一緒です。ロールペーパー、トレペそれぞれを保持するのにその巾以上のパイプが必要とされるところ、トレペにはすでにパイプがついていてそれをゴム紐で巾調整、バックペーパーも両端さえ掛かっていればOKです。

過去、この方式で1.2×2.0mのテーブルの上にハーフサイズ(l=1350mm)のロールペーパー、1250mm巾のトレペを吊って撮ったこともあります(さすがに高さは50cmでは足りないので継ぎ足しで1m以上にしましたが)。

この手のものは、それ専用のものがあったりするのですが、私はなるべくそれぞれのパーツが応用の効くものにしておきたいので、こんなものも自作加工で用意してます。

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コメント

いやー、おみごと。「ツリーハウス」とか「秘密基地」などの言葉を連想してしまいました。
ご苦労、試行錯誤のたまものでしょうが、仕事を楽しんでおられるように見えます。
当方、客先で小物撮影はしたことが無いのですが、もしそのような仕事が発生したら
またしても、マネっこさせていただくかも・・・?
パイプにゴムひもを通す、という発想の柔軟さに脱帽です。

投稿: pink | 2013年9月22日 (日) 20時26分

トレペに細いパイプをつけるアイデアは、段付きパイプで保持する方法を先に説明しましたが、そもそもはゴム紐を通してクリップで現場の壁に固定するために始めた事でした(保持のスタンドが商品に写り込むのを防ぐため)。

今回の方法では写り込みはありますが、トレペの傾きを変更するのなんかも楽ですよ~。

投稿: seimas | 2013年9月22日 (日) 22時25分

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