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2014年3月の1件の記事

2014年3月 4日 (火)

本格的なムービーの仕事が入った

20140304a

 

ご無沙汰していました。タイトルにもあるように、ちょっと大きなムービーの仕事が入ったため、大量の撮影-編集(および既に入っている通常の業務)で、ブログに手を出せるほどの余裕がありませんでした。ある企業の会社案内ビデオということで、100シーン、300カット(テイク数までいれると800カット以上)。せいぜい固定位置からの商品説明ムービーぐらいしか撮っていない私にとってはプレッシャーの大きい仕事でした。

さて、タイトル写真は「ムービーセットをどう組もうか」と検討した3タイプのセットですが、カメラは当然EOS 5DIII、レンズはズーム系が必要。そしてモニターをどうするかで、「7インチ」「5インチ」「背面液晶」の3パターンを考えたものです。5型モニタ エーディテクノ CL5585H を愛用していることは既にお伝えしていますが、その後7型も手に入れた件はまだでしたので、この一連の流れで順繰りに…

このうち、左のパターンをメインに、右のパターンをサブ(会社周辺でのイメージカットなど簡易なもの)で挑むことにしたのですが、今回はまず、右のパターンをもとに各機材のご説明を。

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まず、固定アングルではない動画を撮る以上はオイルフルードのビデオ雲台が必要となりますが、もともと動画のウエイトが低い私の持っている雲台はプロ用の立派なものではなく安価で軽量のベルボンのFHD-51Q。今は後継機種 FHD-51QNとなっていますが見たところ同じようです。

このクラスのビデオ雲台でも今回の撮影には特には問題なかったのですが、パン棒がもう少し長く、グリップも寸胴のものが理想と感じました。

20140304d この雲台の下に過去ご紹介した アクラテックのレべリングベース を入れればスムーズに水平出しのできる雲台に早がわりです。

また、意外に知られていませんが、このシリーズの雲台のプレートはアルカスイスタイプとアリガタの巾・形状が同じなので、より大きな移動ができカメラも着脱が容易なBENRO MPB20 を使用します。なにしろビデオ雲台ではカメラの前後の重量バランスをうまくとらないとティルトの時は当然、パンのときにもギクシャクする可能性があります。

20140304d2 【アリガタについて】 説明が必要なのでかねてからこの用語を用いないようにしてましたが、日本の伝統的な建築用語で、逆くさび状の出っ張りを指します。「ほぞ継ぎ」などでよく使われますが、それに対して受ける側をアリミゾといいます。どうやら雲台でも天文用機器ではアリガタ、アリミゾで通っているようですね。

 

20140304e さて、そのパン棒についている機器。今まで不勉強で今回はじめて知り、便利だなあと思われたので購入したのですが、マンフロット製のキヤノン一眼レフ専用のクランプ式リモコンMVR911ECCN です。

スチルカメラの動画機能、オンオフだけにしても本体のスイッチでの入り切りでは三脚を立てての撮影では不便すぎます。純正(あるいはサードパーティーの)リモートスイッチは必需品とはいえ、パン棒に括りつける構造にはなっていません。このリモコンはオンオフに加え、フォーカスのコントロールと、2点のフォーカス距離を覚えこませ、フォローフォーカスを使うように、スムーズに「イン点」「アウト点」でフォーカスが移動できるものです。「USBフォローフォーカス」と呼べるものです。これについては色々とお伝えできることがあるので、次回以降くわしくご紹介します。

20140304f このサブ用システムではモニターの取付をやめ、背面液晶でのライブビューとしました。ただ、外光でのピントの確認や映像確認は覆いがないとつらいため、スチルでも使用していた背面液晶用フードを使用します。どこのものか忘れていたのですが ユーエヌ UNX-8506 のはずです。

20140304g また、クランプ式リモコンのおかげでフォローフォーカスこそ要らなくなりましたが、ズーム用にはハンドルが必要なので購入したのがこれ。プロ機材のFoton F-RINGFRG-Seriesです。

この手のフォーカスハンドルは、レンズ径に合わせて数種用意されている物と、どんな径にも使えるように工夫されたものがありますが、これは前者です。やはり径にあったもののほうがガタツキは少ないし、余分なストラップが変な所に引っかかってズームに失敗することもないでしょう。

こんな感じで、必要最小限ながらしっかり撮れるセットは、三脚もジッツオ2シリーズ4段ロングのGT2542Lで十分で、荷物としても下の写真のようにロープロのトップローダーと三脚バッグのみで済みます。

20140304h

この三脚バッグはどれかの三脚の付属品なのでしょうか、中古屋で安く手に入れたもので、保護のクッションがないただの袋なので三脚の保護性は少ないものの、撮影中にはクルッと丸めてバッグの中に入るため気軽な撮影のときには重宝しているものです。また、カメラ以外の装備もカメラバッグ「トップローダーズーム」 (現在の トップローダーズーム55AW より若干短い旧製品)の前面のポケットに入ってしまいます。なお、このトップローダー、全長270mmで、24-105ならフードをつけたまま、70-200f4でもフード逆付けで入る、私のお気に入りなのですが、この長さの製品がロープロのラインナップから消えてしまいましたね。(55AWは全長330mm、この6cmの差は以外に大きい)

こんな感じで、しばらくムービー用グッズのご紹介を続けますのでお楽しみに。

 

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