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2014年9月の1件の記事

2014年9月 7日 (日)

エーディテクノ CL75HOX -2

20140906a

 

エーディテクノ CL75HOXの説明は盛りだくさんになりますが、今回はハード面の機能紹介です。

20140906b 1280×800ピクセルの解像度で、広視野角(178°/178°) の7型  IPSパネルは、ノングレアタイプ5型液晶パネル(800 x 480ピクセル)を使った CL5585H とは異なり、パネル面が艶やかで、表面の写り込みがはっきりしています。

ノングレアタイプはくっきりした写り込みはないものの明るさが全体に散ってしまい、場合によってはそちらのほうが見づらいことがあります。

雲のある晴天に空と庇が画面に写り込むようにレイアウトして撮ったのが下の写真ですが、CL5585H(上)とCL75HOX(下)の写り込み具合の差がよく分かると思います。もちろん通常は顔に正対するように画面を起こすでしょうから、特に上のCL5585Hはもっとはっきり見えます。

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CL5585Hに専用フード(サンシェード) NWS5585A が別売りで用意されているのと同じように、7型用には NWCS700 が用意されています(各7型モデル共通)。

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20140906e 取り付け方はNWS5585Aと同様に、サンシェード取付フレームの内側に裏のり付きのマジックテープを貼り付け、それに取りつける仕組みです。

かなり深い(約18cm)ので十分な遮光ができますが、側面は斜め、下面にはないこともあって覗き込む頭が遠いと肩越しの背面の明るいものが写ってしまうこともあります。

20140906f よりグレアを防ぎたい場合には 専用反射防止液晶保護フィルム NW7-600FLM も用意されています。

CL5585Hでアンチグレア処理のザラッとした液晶表面の質感が気になっていたのと、環境光がほとんどないスタジオでのブツ撮りメインの私は、このフィルムは使っていませんが、ムービーロケメインの方にはこちらの使用が適切かもしれません。

 

20140906g さて、ハード面で特筆すべき点のもう一つは、三脚穴が4辺ともに設置されていることです。

下部に穴があるのは当然ですが、他の辺にもあると場合によっては便利だと考えている方は多いはずです。もともと業務用機にはその手のものも多いようです。

業務用機においては三脚穴の強度を上げるため穴周辺を平らな金属の別パーツにしてあるのが普通です(エーディテクノでも CL76HOXN ではそうしています)が、当機は非常に軽量(本体のみで290g)で薄さを活かしたデザインにするためそのような処理が施されていません。あまりきつく締め込むと割る可能性もあり注意が必要です。

20140906h サンシェード取付フレームを取り付けた場合にも三脚穴が生きるよう、フレームにも穴が開いています。

下面以外で取り付ける場合にはフレームの厚み(約3mm)が増えるので7mmのネジ長がないと固定できないのですが、付属の雲台のネジは約6mmなので、残念ながら使えません。

さて、スタジオでの使用ではこのフレームも必要としないため、上部の穴を利用して「吊り下げる」方式を採用しているのですが、その実例が今回のタイトル写真です。

20140906i クロスアームに当ブログではおなじみの  マンフロット 386BC と雲台 LPL MH1004  で取り付けています。

過去の記事でクランプポッドを使ってモニタを取り付ける方法をご紹介しましたが、モニタが7インチになると距離が離れても見やすいため、カメラが低位置のときでもモニタをカメラ上にする必要を感じなくなったため、常にクロスアーム下に取り付けっぱなしになりました。

とにかく、カメラのファインダーや背面液晶を覗けないアングルでも、足場や胡坐をかく必要がない快適な撮影が行うのが、外部モニター利用の一番の目的なので、5インチより7インチのほうが数倍快適です。

20140906j

 

20140906k モニター上部の三脚穴を利用するもうひとつの事例が、卓上真俯瞰撮影です。

コピースタンドでもそうですが、カメラを逆付け(カメラ上部がこちら向きになっている)の場合、撮影物は自分が見ているのとは逆さの向きで写るので、構図を決めるためにはモニターを逆さまにする必要があります。

ミラーレスや、一眼でも中級機では背面液晶をチルトすれば、被写体が目で見るのと同じ向きにモニターに写るのですが(撮ったものは逆さまですよ)、背面モニターが固定の機種では外部モニターを上手に利用しなければなりません。

私は、右写真のようにカメラシューに取り付けて撮りますが、この向きに付ける場合にはモニターの上部の三脚穴を利用する必要があります。

-つづく-

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