« RX100IIIにクローズアップレンズをつける | トップページ | クローズアップレンズ比較 -2 »

2015年2月16日 (月)

クローズアップレンズ比較 -1

20150215a

 

前回、MagFilter Threaded Adapter を利用してCyber-shot RX100IIIにクローズアップレンズを付けることを料理撮影で実験しましたが、スタジオでより詳しい検証をしようと思います。特に、前回使ったレンズはアクロマートタイプでしたが、より簡単(1枚レンズ)な軽量・安価なタイプとも比較してみたいと思います。

ケンコーからは前回紹介した  PRO1D ACクローズアップレンズ No.3MCクローズアップレンズ No.3、マルミはDHGマクロ3で、径はすべて52mmです。

20150215b

写真でおわかりのように各タイプ、枠幅が結構異なります。ケンコーMCは6mm、ACが10mm、マルミは8mmあります。質量は19g、41g、19g(52mmの場合)でACが重いのは1群2枚のレンズ構成だからです。

20150215c_2 これら3種の性能比較をしようと思うのですが、収差を見るにはチャートが一番。

私の場合、クローズアップレンズはRX100IIIのテレ端(換算70mm)で使うことが前提となり、撮影距離も近い(付けないノーマル時に30cm)ため、5mmグリッドを書いたA4サイズ程度のものを使用します。

十分に均一に照らされたチャートを、カメラのシングルAFで合焦の合図が出るかでないかのギリギリのところを行き来させ最短撮影距離で写すことにします。
(右写真ではAFエリアがフレキシブルスポットのものが写っていますが、実際はAFエリア「中央」にて行っています)

 

まずはクローズアップレンズを付けないノーマル時(撮影距離はレンズ先29.3cmでした)で絞りを変えて撮ってみます(感度はすべてISO200で統一)。4カットを合わせた画像です。なおチャート中の数字はセンターからの寸法(cm)です。だいたい17×11cmが写っています。
(クリックで1200×800ピクセルに拡大します)
20150215d_2

望遠側にも関わらずタル型の歪曲収差があります。JPEGの撮って出しなので補正が掛かっているはずですが目立つ収差です。

個々の等倍で詳しくみていただくと、センター(上の画像青色部)はまあそれなりに解像しています。f8では解像のピークを超え眠い絵になっています。

20150215d3

ところが周辺はかなり流れています。四隅どころかセンターと4隅の中間あたりですでに眠くなっています。

20150215e

この傾向はワイド端でのノーマルの接写時(撮影距離はレンズ先4.5cmでした)にもあるのですが、四隅こそ流れるものの中間地点でのぼやけ方は若干低く感じます。
(上でf8では解像のピークを過ぎているといいながら絞りf8のものをお見せします 全体像はクリックで拡大します)
20150215f
20150215g

 

もとのチャートの出来を理解していただく上で、EOS5DIII+TS-E90でクローズアップレンズを付けずに最接近で撮った写真も比較用で掲載します。(全体像はクリックで拡大します)

20150215h

20150215i

こちらもf8なのですが、さすがにしっかりと写ります。また、ホワイトバランスの違いもよくわかります。

元がこんな状況なのでクローズアップ間の差異がどのくらいでるのか、その実験は次回に。

 

|

« RX100IIIにクローズアップレンズをつける | トップページ | クローズアップレンズ比較 -2 »

レンズアクセサリー」カテゴリの記事

Cyber-shot RX100III」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: クローズアップレンズ比較 -1:

« RX100IIIにクローズアップレンズをつける | トップページ | クローズアップレンズ比較 -2 »