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2015年2月 7日 (土)

RX100IIIにクローズアップレンズをつける

20150207a

 

前回はMAG FILTERを利用してPLフィルターをつけましたが、今回はクローズアップレンズのおはなし。

RX100IIIはテレ端(70mm相当)でもレンズ先30cmまで寄れる、コンデジとしては「寄れるカメラ」なのですが、それでもマクロレンズをつけた一眼のようには寄れません。

最短撮影距離でテーブルに供された料理をディッシュ全体で撮ることはできても料理のパーツのアップまではできません。
20150207b

かといってかなり寄れる(レンズ先5cm)ワイド端では、換算24mmのため「形をしっかり伝える写真」にはなりません。
20150207c

RX100IIIには、画面のクロップで画角を最大1/2まで小さく(ズームとしては最大2倍)する「スマートズーム」、ソニー独自の「全画素超解像技術」で、写真を構成しているすべての画素を解析し、解像感を保ったまま拡大する「全画素超解像ズーム」(最大2倍)が搭載されているので、それを使う手もあります。

70mm ノーマル最短撮影距離
20150207d

70mm 最短撮影距離でスマートズーム x2.0
20150207e

20150207f しかし、「スマートズーム」「全画素超解像ズーム」では、撮影者が任意の位置にフォーカスエリアを置く「フレキシブルスポット」モードでも、光学ズームを超える領域に入るとスポットが解除され、画面全体を使ってピントを合わせるモードになります。合焦は大きな四角枠が緑色で表示されるのですが、どこにピントを合わせているかわかりません。

またスマートズームとは、要はクロップですから画像は小さいものとなります。5472×3648ピクセルあるものが2736×1842になってしまうわけです(スマートズームを効かせるためには画像サイズモードをSにする、すなわち大写しにしないものも小さいサイズで撮るという状態にしておく必要があります)

これらから、ズームを使う方法もいまひとつと感じます。

 

そこでクローズアップレンズの登場です。世のクローズアップレンズには何種類かありますが、アクロマート(1群2枚のレンズ構成で色収差を補正した)タイプの ケンコー PRO1D ACクローズアップレンズ No.3 を用意しました。当然フィルター径は52mmです。(52mmでもパッケージは10cm角もあってちょっとびっくりします)

20150207g

20150207h 2枚の合わせレンズのため分厚く、枠は10mmもありますが、カメラへの収まりはとても良い感じです。

かなり重たい(41g)ため、マグフィルターと合わせると60gにもなり、すぐはずれるんではないかと心配しますが、クローズアップのためだけにつけるので「使い終わったらすぐはずす」を心掛ければ通常の撮影ではまず問題ありません。

ちなみに前回とりつけたPLフィルターでは合計質量は36gです。

3番のクローズアップレンズはカメラのフォーカスを無限遠にしたときに撮影距離(レンズ先)が33cmになる設計ですから、このカメラでは付けない状態での最短撮影距離30cmとちょうど重なりシームレスに使えます。

クローズアップレンズをつけて一番寄った(レンズ先16cm)写真では上のケーキも肉もここまで大きく(2倍弱)なります。
20150207i
20150207j

これなら料理のディテール撮りもOKですね。ちなみに最短撮影距離が短くなるため、ファインダーでの撮影ではグッと乗りだす姿勢になります。

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