« 2015年3月 | トップページ | 2015年5月 »

2015年4月の2件の記事

2015年4月12日 (日)

古いセルフタイマー

20150412a 久しぶりにX100ネタです。

母の家の棚を整理していたら古いカメラ用品がいくつか出てきました。母にその趣味がある訳でなく、とうに亡くなった父が使っていたものですが、昔(たぶん1960年代)に購入したものでしょう、外付けのセルフタイマーです。

すでにほとんどの製品が終焉してしまったカメラ用品ブランド HANSA ハンザのものです。

20150412b

昔のカメラにはセルフタイマーなんて洒落た機構が付いたものは少なく、このような別製品をシャッターボタンのレリーズ穴にネジ込んで使用していました。

レリーズ(ケーブルレリーズ)を自動化したもので、中のゼンマイ仕掛けで中の「芯」が繰り出される仕掛けです。使い方は「指掛かり」を時計方向に回し、最大15秒の好きな時間にセットしたらトップにあるボタンを押すだけです。

20150412c

 

もちろんX100には昔ながらのレリーズ穴があるので使えます。

20150412d とはいえX100はデジタルカメラ。当然電子的な遅延シャッターがあります。あえてこんなセルフタイマーを付ける必要はありません。

しかもLEDの点滅でシャッターのタイミングは写る人によくわかるようになっているのに、このセルフタイマーときたら「赤い丸が真下にきたらシャッターがおりますよ」っていう非常にアナログなインターフェースです。

でも何となくほのぼのした撮影になるとは思いませんか。そもそもレトロな雰囲気のカメラなので撮影スタイルも凝ってみましょう。

 

さて、X100で使えるとはいえ、使うに当たっては若干の注意があります。

20150412e レリーズの「芯」の動きは、タイマーが動くに従ってちょっとずつ繰り出されます。シャッターを切る瞬間の後にヒュッと引っ込みます。

この押し出し量がX100のシャッターに合っていないとシャッターが切れません。短ければだめなのは当然として、長すぎる場合はそこでつっかえてしまってシャッターを破損する可能性もあります。(極端な場合です。通常のレリーズでバルブ撮影ができるのですからよっぽどのことがない限り問題ないでしょう)

 

20150412f そこで、このセルフタイマーでは出の量を調節できるようになっています。

先端の筒はその根元にネジ込まれていますが、この筒を回すと筒が前後することになるので「芯」の出る量が調整できることになります。

非常に古いものなのでネジの部分などはちょっとサビていますが、全体としては状態が良く見栄えするのでたまに遊びで使ってみようかと思っています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年4月 5日 (日)

傾斜計

20150405a

 

20150405b 写真撮影ではシビアな水平をとることは多いと思います。雲台、三脚、クランプ・プレートの類には水準器が装備されているものも多く、カメラシューに取り付けるタイプも様々なバリエーションがあります。また、カメラ自体に電子水準器が付くようになって、一層便利になりました。

ただし、「水平を出す」場合はともかく、10度や20度など任意の角度に設置するとなるとカメラグッズにはそのようなアイテムはありません。

マンフロットのギア雲台、405、410などには角度目盛がついているため、アバウトな角度付けには便利ですが、正確な角度がでている訳ではありません。

私の場合には年に1,2回、シビアな角度付けが必要となる撮影があります。それ以外にも当ブログで角度を定めた実験のときにはしっかりした角度の計測をしたくなります。

そんなときに使用しているのがタイトル写真にも写っている傾斜計、新潟精機 レベルメーター です。

20150405c 大学生のときに、確か卒業制作のために購入したのだと思いますが、もう30年以上使っていることになります。未だに同じ仕様(若干の仕様変更はあるようです)でつくられているロングライフ製品です。

20150405d2 20150405e 95×95×30mmのプラスチック製で、1度単位の目盛がふられた円弧上を針が移動します。針の反対側に重りがついているため、この針は必ず鉛直に立ちます。

直角のいずれかの面を傾斜した測定面に乗せるだけです。逆の傾斜の場合は裏返せば上面にも目盛があるため90度までで設計されています。

簡単な仕組みですが精度はかなり高く、また表示が見やすいため使い勝手はとても良好です。

簡単な仕組みとはいえ精密な計測器なので、高い所から落とすと針がストッパー(針の中ごろ両側の突起)に勢いよく当たり、曲がってしまうため狂った表示になってしまいます(現行品の写真ではこの突起がないようですので、そのような狂いは現行品にはないかもしれません)。

写真でバレていますが、あちこちにある接着剤の汚れは、過去何回か狂いを直すため透明のカバーをはずしては再度接着した名残です。

なお、2つの測定面にはマグネットが付いているため鉄製のものの角度出し(例:建設中の建築の鉄骨の角度出し)には便利です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年3月 | トップページ | 2015年5月 »