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2015年5月の2件の記事

2015年5月31日 (日)

生産完了品、その代替品

20150530a

 

当ブログで取り上げた便利な用品、ブログ開始からもう4年以上になりますので、当初に取り上げたものは生産完了品になっていたりします。

既に過去の記事で「完了しました」としてアナウンスしたものもありますが、先日、過去のページをチェックして、ショップサイトへのリンクのチェックを行った際に新たに見つけたものや、代替え品となりそうなものを発見したりもしたので、今回はそんな切り軸でお送りします。

20150530b まず、今回新たに「完了品」と判別したもの。1/4インチのオス、メスを持った止めネジ、エツミの「止ネジ短」E-521です(写真上)。これにはネジが若干長い「止ネジ長」E-522もあります。(ネジ長はE-521が8mm、E-522が10mm)

これは現場の様々な「止め」用途ですごく便利だったのですが、いずれも最近生産完了となったようです。

プレート部が大きなものは何種類かありますが、直径が24mm、厚みが6mmという小型のものはこの機種ぐらいしかなかったので、果たして代替えとなるものがどこかにないかと探したらamazonの扱いで中国製のものを見つけました。(写真下)

こちらの直径も24mmなのですが、ネジ長はちょっと長めのようです(12~3mmぐらいでしょうか)。またネジ切りは先端部分にしかありませんので、用途によってはそのまま置き換えることはできないかもしれませんが、とりあえずリプレースできそうです。

 

20150530c 私が勝手に「銀一ポール」と呼んでいたものはアルミ製で軽量な16mmのロッドですが、1/4インチのネジで連結するシステムのため、リグで使われる15mmのロッドシステムでは代用できない場面が多いものです。

これの代用は既にお伝えしたように、テイク から「TKディフューザーアーム」として30cm、80cm、110cmのものがあり(写真下)、テイクの直販サイトヨドバシ.com(店頭でも) 購入ができます。

また、IGINトレペアーム も16mm径ですが、こちらは大ネジ(3/8インチ)でポールそのものも重たいものです。そのかわりポールエンドの部分に「くびれ」があるため海外製のストロボなど16mm径に被せる方式の機材を取り付けるには適しています。

こちらの長さのバリエーションは30cm、60cm、100cmとなっているので様々な長さを作るには良いですね。

でもオリジナルの銀一のものは30cm、50cm、80cm、100cmあたりがあったので、できれば両者とももうひとつくらいの長さのバリエーションがあるといいのにと思います。

 

20150530d 随分昔になってしまいましたが、フジX100のリストストラップとして採用したエツミのE-418(写真上)。幅広で手首への負担が少なく、軽量の一眼でも十分に使えるものでしたが、なかなかシンプルで安いものってないものですね。

X100はその後も使ってはいるのですが、ストラップを替えようと思うこともなかったので市場調査していませんでしたが、今回のリンクチェック作業の一環で調べてみたら、同じエツミから同等のものが出てますね。

ハンドストラップN ACTIVE ブラック E-6361(写真下)。赤や青のバリエーションもあるようですが、この手のシンプルな物はラインナップに確実に残して欲しいものです。

 

廃番になった訳ではないのに市場から消えた製品なんかもありました。

20150530e フォローフォーカスの回に使いやすい「フォーカスワンプロ」(右写真)をご紹介した「エーデルクローン」。その他の製品も含め、販売に代理店を使わず直販ルートだけにしたそうで、今ではメーカーの直販サイトでしか購入できません。

それまでは日本の代理店としてKPI(ケンコープロフェッショナルイメージング)が卸をしていたのですが、そのショールームに行った際に聞いて、めんどくさくなったなあと思いました。

 

4年半、170件ほどの記事を書いてきましたので、リンクチェックとなると結構な作業です。今後もこのような作業が発生するでしょう。気が重いです。

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2015年5月16日 (土)

パノラマ雲台用ハンドル

20150516a

 

過去、「TS-Eレンズ インテリア撮影用雲台の考察」で、「レべリングベースとパノラマ雲台があればシフトして撮るインテリア撮影時には十分だ」と解説し、「やはり、微妙な水平出しは結構難しいです。」と〆ましたが、最近それを解消するグッズを自作し、使っています。

20150516b 三脚での使用時はこんな感じです。

「レベリングベースの水平出しをする際にカメラ重量を支えながら軸をひねるように調整する」ためには、長く後ろに突き出した棒の先にハンドルが付いていればよく、これであれば左手はレベリングベースの固定ネジ、右手は水平を固定するまでカメラ重量を支えながら微調整ができます。

なおかつ、パン移動はこのハンドルで行え、シャッターも手元で行えるというものです。

BENROの汎用プレート MPB20パンプロダクトのグリップをつけ、それにリモートスイッチ RS-80N3をテープで固定すればできあがりです。

20150516c

20150516d MPB20のエンドには1/4のネジが入る6.4mmの穴が二つ開いていて、パンプロダクトのグリップのほうも片側は1/4のメスですから長めの1/4インチのネジがあれば簡単に固定できます。

プレートの厚みは16mmなのでネジ長は25mm前後がよいでしょう。(写真は32mm、長過ぎです)

ワッシャが3枚あるのは、グリップのウレタンが長めなのでそれをよけるためにグリップ側に2枚用意したからです。

20150516e 20150516f 写真のように背を超える高い撮影位置でもカメラの電子水準器を利用して水平出しの微調整がかなり楽に行えます

ハンドルアームを使わない過去の方法では、カメラのグリップやレンズ部分でカメラの重量を支えるので、その支えがなくなるアングル固定時に「戻り」が出てしまいますが、アングルの長いアームと大きいハンドルの効果は非常に高く、位置を決めてレベリングベースのネジをしめても「戻り」がほとんどありません。

そして撮影時にはレンズの操作に左手。パン移動とシャッター切りに右手が使えます。

前にもお伝えした展示会での撮影では、広い会場を撮るため、パノラマ撮影のように、左右のパン移動のみかけた別カットを撮るので、このパン移動が楽なのは便利です。

そしてこの後、一脚にカメラを乗せ換えるときに、このアームハンドルは非常に便利なのです。

「一脚用補助脚」の回にお伝えしたように、各ブースを撮るときには補助脚を付けた一脚を使うようになりましたが、その乗せ換え時には写真のようにハンドルを持ってぶら下げて持ち運びができます。

パニングヘッドのレール固定ネジをゆるめ、そのまま後ろにスッと引き出す→ぶらさげて移動→レールを後ろからスッと入れて固定。レンズがむき出しのTS-E17mmを付けているので非常に怖いとお感じでしょうが、安心感はかなりあります(乗せ換えるほんの一瞬なので…)

20150516g

一脚使用時には水平出しは一脚そのもので行いますが、背面モニターの電子水準器を見ながらのライブビュー撮影でも、体から離れたことで不安定になった一脚が、アームハンドルがあるため右手肘を介して体に密着しているため安定します。

20150516h

これで撮影に掛ける時間を短縮しつつ、水平垂直のミスがないようになりました。

さてこのハンドル、なにかに似てませんか?

20150516i

スリックの「グリップ雲台」-写真左 写真はAF2100、バンガードの「ピストルグリップ雲台」-写真右 写真はGH-200 に似てますよね。

スリックのものは10年以上前に使っていたことがありましたが、ボール回転の軸がかなり下にありティルトするとかなり構図が変わります。ワンアクションでアングルが変わるのは便利ですが、ほぼ決まったものを微調整するのには向いていません。

バンガードのものは回転軸がハンドルのセンターにあるので近い操作感になるでしょうが、最終的にパンするときはハンドル操作ではなく上部パニングベースの部分となりもうワンアクション必要になります(スリックのものもここは同じ)。

別にその手のものを組もうとしたわけではなく、ありものを色々いじって便利にしていたらこうなってしまったのです。それよりもハンドル部分にシャッターがあるのが大きな違いで、それがスローシャッター時のブレ軽減になっていると思うので、このようなものをどこかのメーカーで出さないでしょうかね。

もちろん、本体と完全に分離しているリモートスイッチではシャッターを切る動きが本体には全く伝わらないのと違って、一体となっている部分を押し込む動作なのでブレの影響が「全くない」とは思っていませんが。

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