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2015年6月の2件の記事

2015年6月29日 (月)

グーグルマップでもう少し遊んでみる

20150626a

 

30年近く前の写真の撮影場所をグーグルマップで特定できて感無量になりましたが、ついでにそのカンポ・デ・クリプタナで撮った下の写真が「どの通りで撮ったか」気になったので、ストリートビューで遊んでみました。

20150626b

20150626c 下り坂にはなっているので丘のまわりから下っている通りのどれかだと思って片っ端からストリートビューを移動したのですが、このような家ばかりなので中々特定できないのと、この写真の望遠アングル(たぶん200mm)を、広角のストリートビューにあてはめながらみるのは結構大変です。

そこで画面左上にちょっとだけ写っている塔のようなものを手掛かりに、そして影の具合から、ある程度通りを絞り込もうと思いました。

20150626d こんな風に小さな村なのですが、赤枠で囲ったあたりが丘の上で、縦横に細い通りが通っています。

20150626e 最大ズームにすると風車がわかる(右半ば上の黒丸に見える影です)のですが、赤丸の辺りが展望が効く場所になっています。ストリートビューに切り替えます。

20150626f 村なので背の高い建物は中央の教会を除いて皆無であることがわかります。

20150626g それであれば教会の塔(緑丸)の影の面に向かっている通りで、200mmでも同じ画角に入る、この中央を南北に通る道しかなさそうです。

この通りを少し北に行った場所でストリートビューに切り替えましょう。

20150626h 塔がちょっぴり見えました。もっと遠くに離れてみましょう。

20150626i ワイドなので小さく写り込みましたが、塔の位置関係はぴったりのようです。拡大してみましょう。

20150626j どうやらここのようです。比較しやすいように並べてみます。

20150626k 微妙に画角が違うのですが、確実に同じ場所であることがわかります。なんと30年経ってもほぼ変わらないのには驚きです。道がきれいに舗装され、何軒かが外壁の色を変えましたが、壁から突き出ている外灯もまったく変わっていません。

画面中央のT字路の辺りを拡大(ストリートビューは近寄った場所での画像)してみると

20150626l

角の家の外を回っている電線の被覆、通りの名称看板も変わらず、電話ボックスも形状こそ変わりましたが同じところに設置されています。

スゴイです。写した場所を知りたかっただけなのですが、30年経っても建物が全く変わっていないとは。スペインの片田舎の村、さすがに中心部の建物は新しいものがストリートビューで見受けられましたが、民家はそうそう建て替えられないのでしょうか、全く同じ街並みが見られるとは思いませんでした。

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2015年6月19日 (金)

グーグルマップの便利さを改めて感じた

20150619a

 

いきなり何の写真かとお思いでしょう。

30年近く前、まだ企業でデザイナーをしていた頃、ヨーロッパへの出張に1回行かせてもらいました。ミラノ、マドリッド、バレンシアで各々開かれたインテリア・照明関係のフェアに、買い付けのお手伝い(もちろんメインの輸入業務担当者がいて、私は企画開発担当としてデザインの良し悪し、市場性の有無の意見を言うだけの、重要なようでいて気楽なお仕事ですw)だったのですが、その移動途中スペイン ラ・マンチャ地方で撮ったものです。

20150619b

当時私がいたデザイン部門では、この手の出張時の写真はすべてスライドで管理していたので、この出張時にも30本ぐらいのリバーサルフィルム(フジクローム)を持っていったのですが、カメラは社のものでなく自前のCanonAE-1プログラムを使ったと記憶しています。(レンズは社のものか自前か忘れました)

もちろん社の資料なのでほとんどのスライドは会社に残したままですが、ダブっているカットを特別に個人的にもらい保管していました。それを10年ほど前にスキャンしていたものなのですが、この前ふとしたことで写真が必要となり、詳しい地名を表記しなければならなくなりました。

20150619c

この有名な風車のある場所はコンスエグラ(Consuegra)かカンポ・デ・クリプターナ(Campo de Criptana)かになるのですが、すっかりどちらか忘れていました。あるいは当時、ラ・マンチャ(州)だけで済ませていたかもしれません。そこでネットで拾える画像を様々見たのですが、どちらかに特定できる決定的な証拠がありません。

20150619d

この街並みの写真も確かにその地で撮ったものなのですが、グーグルマップのストリートビューを見てもどちらの町にもありそうなので困りました。何かこの町を特定できるランドマーク的なものや風車の群像カットは社に残したものにはあるかもしれませんが、手元にはありません。(出張報告書のコピーでもとっておけばよかった…)

20150619e

唯一、遠景がくっきり入ったこのカットが使えそうです。そう遠くないところに4基の風車小屋がある丘が写っています。が、ネットで検索してでてくる写真にはこれらが写っている物が見当たりません。

そこで光の当たり方から判断して、「その地の南から西までの方角に独立した丘があるのはどちらか」という見方でグーグルマップを精査。
コンスエグラでは西のほうは山がちですが、独立した丘がありません。一方、カンポ・デ・クリプターナのほうは、

20150619f

20150619g

南西の方角に丘が!

20150619h

ズームすると確かに4基の風車が写っています!いまだに健在のようです!!傾斜ビューで見ると風車はぺしゃんこになってしまいますが、丘中腹の畑の区分や、遠景の山並みがはっきりそれだとわかります。傾斜ビューでは任意な方角にはできずに、この場合、真東から見たものでの判断とはなりますが、明らかに写真に写っている丘です。

20150619i

グーグルアースでも当然同じようなことができ、見下ろす方角も任意にできるので、カンポ・デ・クリプターナからの見え方と同じになるようにすると、4基の風車の建つ場所の高度が左から高・高・低・低となっているのまでわかります。

20150619j

ということで、カンポ・デ・クリプターナだったということが決定しました。

普段便利に使っているグーグルマップ、グーグルアース。30年前の写真の場所の特定なんて判じ物じみた使い方は私は初めてですが、あらためて便利なものだと思いました。

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