« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »

2016年1月の3件の記事

2016年1月25日 (月)

円形ソフトボックスをPL-88で使う

20160124a

 

20160124b随分過去の記事 でご紹介した、Camlight PL-88。演色性を上げた PL-H88 にモデルチェンジされており市場にはなくなりましたが、コンパクトでそこそこのパワーを持っているため、便利に使い続けています。

とはいっても、このPL-88は映像用の機器のため、スチルで使われるアクセサリーについては考慮されていません。『PL-88にピッタリなソフトボックス』の回 にご紹介したシフトボックスでは、この光量に対して大型になってしまうため、使いづらくなってしまいます。

そこで前回ご紹介の円形ソフトボックスを使おうという訳です。

20160124c PL-88の胴体径は62mm、外周が197mmなので、この円形ソフトボックスの対象のストロボと同じぐらいです。私の使っているクリップオンストロボ600EX-RTのは外周220mmなのでそれよりは若干細いのですが、十分に固定できます。

またPL-88の質量は427g(ディフューザーキャップ込)なので、140gのソフトボックスを付けてもヘッドヘビーにはならず、卓上三脚 Manfrotto 209 で十分に保持できます。

トップライトとして使用するのであれば、タイトル写真のように屈曲するアームを取り付ければ高さ、角度の調整がスムーズで、2台構成でも2台とも机の上に置けてしまいます。

タイトル写真で、右の三脚 BENRO VT1 の脚の径に比べ頭でっかちになっていて不安定そうですが、確かにこの状態より前に灯具を出すと倒れるので、その場合は脚にちょっとしたウエイトを乗せる必要があります。

 

小さいものばかりを撮るときに重量のあるモノブロックストロボ2灯で撮ろうとすると結構大がかりになります。特にトップライトを作ろうとするとブームが必要になり、ソフトボックスで行うのであればブーム反対側にウエイトも必要になります。トップを50×70cm、フロントを40cm角のソフトボックスで行うのであれば、機材はこんな構成でしょう。

20160124d

 

それがPL-88と円形ソフトボックスで行うのであればここまで簡単になります。

20160124e

機材のみのボリュームを比較するとこんなです。

20160124f

もちろん床でサポートすることから机上だけで済むことになったためスタンド類が大幅に減りますが、意外とケーブルやらスピードリングといったもののボリュームがあることがわかります。また、短時間の撮影であればACアダプター、延長コードも不要になります。(上の状況写真ではACアダプターを使っていません)

当然、大きな被写体の撮影には使えず、光量もずっと減りますから、ISO、絞りを同じで撮ろうとするとシャッタースピードは3~4段遅くなってしまいますが、光の質は同じようにすることができます。

ストロボで撮ったもの
20160124gbig

PL-88で撮ったもの
20160124hsmall

撮影状況は上の写真の通りです。この皿は25cm角なのですが、このくらいのサイズの場合は光の質を同等にするにはトップ、フロント、レフの位置をすべて寄せる必要がありました。

オートホワイトバランスで撮りましたが、若干のホワイトバランスの差があり、トップライトの大きさの差が皿への写り込みの違いとして出、手前左のレモン(ちなみに皿の上のものすべてプラスチック製のダミーです)の照り具合が同じにはできませんでしたが、このくらいの被写体であれば問題なく使えると思います。(後者 ISO400 f/8 1/20)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月17日 (日)

クリップオン用円形ソフトボックス

20160117a

 

今年のご紹介アイテム第一弾は、Neewerの 40cmポータブルミニ円形ソフトボックス

Neewerだけではなく様々なブランドから出ていたのですが、この手の便利モノはあっという間に消えてしまうので、もはやリンク先ぐらいでしか手に入らなくなっています。

20160117e

クリップオンストロボ用のソフトボックスは、カメラに取り付けて使う事が前提では、下にあるレンズに被らない寸法までしか大型化ができず、せいぜい20cm前後の高さのディフューザーにしかなりませんが、この製品はストロボを天バン(天井バウンス)状態にして取り付け、内部で乱反射させてストロボからすると直角方向に光を曲げる設計になっています。従って発光部がティルトする大型ストロボでしか使えませんが、光源の位置が高く発光面も大きくなるため、より柔らかい光が当てられます。また、タイトル写真のように途中の角度で使えば、かなり手前の被写体にも光を当てることができます。

20160117bひねって丸めるとコンパクトになるこの構造は、レフ板をはじめ様々な撮影用品で使われていますが、この円形ソフトボックスでは収納時は直径18cmまで小さくなります。

本体140g(ケース込みでも157g)なので、ストロボに取り付けても頭が重く不安定になることはありません。

広げると、直径40cmになるのですが、ディフューザー面以外の、奥面、側面(8cm巾)は内面がシルバーの生地となっていて、内部で反射させた光を利用する方式です。

ディフューザーのストロボ発光面に当たる部分はその部分がまぶしくならないように四角いシルバー生地が貼ってあるのが一工夫のようです。

20160117c

セッティングはいたって簡単。全面が面テープになっているバンド(1)をストロボに巻き、ソフトボックスの底部分の4枚の「ベロ」(2)をペタペタとバンドに貼りつけるだけです。より安定させるためにストロボ発光部を固定するためのゴムバンド(3)が奥の面にあるのですが、小型のストロボの場合はユルユルです。

20160117d_2

 

さて、このソフトボックス、取材撮影などで人物に向けて使用するのが一般的でしょうが、私はブツ撮りに使っています。

出向いた先での料理などの簡単なブツ撮り。それがメインでない時には立派な機材の持ち込みや、セッティングに時間を割くのがためらわれる場合があります。かといって、さすがにストロボ直打ちではろくな写真にならないし、一般的なクリップオン用ソフトボックスをつけても光の向きは写真の青色の矢印のような「ストロボ焚きました」の向きになります。

それがこのソフトボックスなら白色の矢印のような、若干奥からの理想的な光になります。ワンマンオペレートで、照明機材を「設置しない」で光を奥側に持っていける唯一の方法です。

20160117f

 

この撮影状況で天バン(天高2.5mで白色天井)ではこんな感じです。(EOS70D EF24-70mm F4L IS USM 40mm域  f/5.6 1/30 ISO400)

20160117g

 

それを写真のようにソフトボックスが被写体の若干奥になるようにして撮れば、このような魅力ある写真になります(撮影条件 上と同じ)

20160117h

もうちょっと引きが必要な場合はホットシュー直付けでは光源が手前側になってしまうため、ワイヤレスあるいはオフカメラシューコードを使って片方の手で突き出すことになります。ストロボそのものがグリップのような形状で軽量なので保持は楽ですが、カメラが片手操作となって しまうため、グリップストラップや上の写真のようにストラップを利用した保持が必要となるでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月 1日 (金)

あけましておめでとうございます

20160101a

 

あけましておめでとうございます

 

昨年は当ブログをご利用いただきありがとうございました。特に後半はロクな記事が書けませんでしたが、現在、様々な記事を仕込中です。

本年もよろしくお願いいたします。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »