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2016年5月の3件の記事

2016年5月29日 (日)

コンパクトアンブレラセットに魔改造 -2

20160528a

下3段、上2段にすると、このように分かれます。一番上のものは別の壊れたスタンドで作った延長ロッドなのですが、今回これを上2段として連結することを考えます。

20160528b 今回改造するナノスタンドは、各段を締めるクランプ部分は下段の上に被せられているだけで、クランプ長さ(高さ)は25mm、咥え込みは15mmあります。

このまま15mmを出しっぱなしにしたほうが、パイプを伸ばす時の指のかかりとなるのでそのままでも良いのですが、この15mmもカットしてしまいます。カットなしで全高385(+5)mm、カットすると370(+5)mm。「+5mm」はネジ高です。

右の写真で、クランプのノブの向きが上の写真と逆になっていますが、この写真は、もう一段上(下4段、上1段)で検討したときのものなので逆向きであって、ナノスタンドに左右逆についているタイプがあるわけではありません。

20160528c この手のパイプの加工は日常茶飯事のため、パイプカッターを持っています。

藤原産業SK11(SK11はブランド名)のPC-50 というものですが、50mm径のものまで切れ、切ったあとに、内側に倒れ込んだ切り口を面取りできる面取りカッターまでついているため便利です。

クルクルと回転させて切るのですが、アルミの場合は素材が柔らかい(スタンドなどで使うものは硬めの材質)ため、一気に切る(締め込みを強くする)と切り口の内側への倒れ込みが多いため、少しづつ切っていくのがコツです。

そうやって15mm切ったものを実際に伸ばしてみると以下のようになります。

20160528d

縮長は先に書いたとおり370mm。図で最小高を375mmとしたのは5mm浮かしているからです。また最大高は一概に書けないのがこのナノスタンドの特徴です。脚の開きがかなり調整でき、一番すぼめると平で置いたときより325mmも高くなるのですが、脚をすぼめた分不安定になります。安定感のある最大高は1200mmといったところでしょう。ブツ撮りのライティングやレフの保持にはこのままでも十分なので、端部を細ネジ仕様にします。アンブレラ使用の場合などのために上2段を継ぐ場合にも、その下端が細ネジメスになっていればつながります。

20160528e

海外ダボ兼用の16mmのダボを入れて接着しても良いのですが、LPLのカメラネジアダプターLS-31 は日本仕様の17mm径のため19mmパイプにピッタリ収まります。

パイプを切ったあとに内面ヘリをそこそこ面取りすれば叩き込んで収めなければならないくらいピッタリと固定します。

LS-31はダボとしては結構高額なのでこんなことに使うのにはもったいないのですが、今回使用したものは、壊れた機材から確保したものです。

同様に上部2段分の延長ロッドも19mm、16mmのパイプでできていて、下端はこのLS-31と同じような質感の中央に細ネジ穴が開いたものです。

そうやってできた連結式スタンドは折りたたむと以下のような感じです。

縮長が380mmになったのはダボにベース部分があったためです。また、下段の最大が1320とあり、上の写真の1325より少ないのは誤差としてくださいw。

20160528f

20160528g2 連結してアンブレラホルダー、ストロボ、アンブレラをセットするとこのようになります。

上述のように脚はもう少しすぼめることで高さは増えます。若干安定は悪くなりますが、この高さから100mmほど増やすことは可能です。

そしてウチに転がっているナイロン製のケースのなかでピッタリのサイズのものがあったためそれをセット(下段、上段、アンブレラ、アンブレラホルダー)の収納ケースにしました。

20160528h

たぶん三脚かスタンドに付属していたケースだと思うのですが、ふたつもあります。7.5×5.5×38cmの袋なのですが、全長40.5cmのアンブレラをつっこんでもファスナーはしっかり閉まります。

この4点セットは合計質量1360g。軽さもさることながら、カメラバッグにすっぽり入るサイズなので大変便利です。

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2016年5月21日 (土)

コンパクトアンブレラセットに魔改造 -1

20160521a

 

手持ち撮影だけれど強い補助光が必要になる案件がたまにあります。クリップオンを柔らかい光にする大型ディフューザーとして一番手ごろなのは何と言ってもルーセント(透過型)アンブレラでしょう。

20160521b この間、折り畳み式のアンブレラを購入したので、それに合わせて機材がコンパクトにならないか、特にスタンドの魔改造を行ってみました。

このアンブレラ、 【UNPLUGGED STUDIO】 36インチ 折りたたみ式ルーセントアンブレラ は90cmタイプながら折りたたみ式のため収納時の全長は40.5cmしかありません。であればカメラバッグに入ってしまいます。

そうなるとスタンドもカメラバッグに入れてしまいたくなりますが、私の持っているライトスタンドで、伸長が背丈を超えるものでは、縮長が一番短いものはマンフロット ナノスタンド 001JB です。

20160521c_2

まあ、皆さまお馴染みのこのスタンド、他のライトスタンドに比べれば断然短いのですが、それでも50cm近くあります。一般的なバッグの横幅は大きいタイプで40cm前後。私が使うものは内寸39cm、先のアンブレラは40.5cmといっても細い形状なので何とか入りますが、10cmも長いこのスタンドはさすがに入りません。

では、何段か減らすなどして短くできないか、と考えたわけです。

20160521d2

この5段式スタンドは一番太いパイプで25mm径、5段目は13mm径を使ったダボ受(メスダボ 内径17mm)の日本仕様のものです。

20160521d 旧来の日本製の機器ばかりを載せるのであれば、このメスダボが一番都合がよいのですが、機器側がメスダボである海外製品が多くなってきた昨今では、このメスダボは重く長くなるばかりです。これをオスダボか細ネジにしてしまえばスタンドは短く、軽くなります。

特に細ネジにした場合は5cmも短くできるし、先に付けるアダプタを両方用意しておけば海外式、日本式、両方に対応できます。

しかし、上の各段の寸法を見れば分かるように5段のまま先端を細ネジにするだけでは、まだまだバッグに入る寸法にはなりません。

1段切る(4段にする)方法でも、先に書いたように内寸39cmの私のバッグには入りません。

2段切って3段にするしかなさそうです。

その場合、脚は12cmほど切ることになるのですが、この製品の脚はアルミ平板(正確には小さいアールの小判型断面)の先にゴム製の足先をはめてあるだけなので、短くするのは金ノコであっと言う間です。

問題は3段にした場合の全高です。

5段で210cmほどのスタンドなので3段にすると130cmにしかなりません。

当ブログでおなじみの16mmパイプのシステム、銀一パイプ(仮称)の30cmのものを2本継いで高くする手もありますが、ここでまた一工夫を考えました。

-以下次週-

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2016年5月 1日 (日)

百均グッズをバッテリーポーチに

20160413a

 

久しぶりの投稿がチンケな小物についてで申し訳ありませんが、便利グッズのご紹介!

20160413b カメラのバッテリーやクリップオンストロボのバッテリー。長時間の撮影では、交換用を肌身離さず携行したいものです。

格安のケースとしては、単三電池であれば右のようなPP(ポリプロピレン)のケースが標準で売られていますが、いかんせん、「ポケットに入れている物を出してフタを開け、電池を出して取り替えて、使いきったヤツを入れてフタをしめてポケットに入れる」なんて手間は大変です。

また、クリップオン用は良いとして、カメラバッテリーは?となると、ちょうどよいものはなかなかありません。

ところが、百均グッズをよく探すと「小銭入れ」 (左・中) 「ケータイ入れ」(右)など、高さが単三に適したものがいくつかあります。使いやすさの面でだいたい皆同じ大きさですが、これらがちょうど高さが単三の高さほどになっているのです。

 

20160413c

20160413d 真ん中の小銭入れは、LEDライト CN-126 のバッテリー(単三6本)がぴったり入るので、随分前から愛用していました。しばらく店頭から消えていましたが最近復活しているようです。

全面にはチャック付きの小部屋もあるので便利なのですが、小銭入れですからベルト通しがないため、バッグの中やポケットの中でバラバラにしないためのものでしかありません。

そこで今、一番便利に使っているものは上の写真右のケータイ入れです。

タイトル写真のように、カメラバッテリー1個とクリップオン用単三4本がぴったり入り、ベルト通しがあるので腰に携行できます。また、フタは面ファスナーのついたフラップ方式なのでバッテリー交換時も作業がとても楽です。

もともとはフラップの根元にプラのDリングがついていたのですが、邪魔なので取りました。とてもシンプルで使いやく、欲をいえば内側に薄いものが入れられるポケットがあればメディアの予備も一緒に携行できるのですが、それは自分で裁縫すれば付けられるのでそのうちにやるつもりです。

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また、サイドはゴムで厚み、幅が調整できるため、中身が若干大きくても平気です。クリップオン2台の時は交換電池が合計8本となりますが、なんとか入れることができます。

 

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