カテゴリー「CL5585H」の9件の記事

2014年12月30日 (火)

便利グリップの様々な使いかた

20141229a

 

20141229b 「一脚用補助脚」の回 で一脚を安定させるためのハンドルとしてご紹介した、パンプロダクトのグリップ。それ以外にも様々な用途で愛用しています。

ブロー成型のプラスチックに発泡ウレタンの表面をつけたもので、34mm径で全長120mm、重量わずか40gという大変軽量なものですから、バッグの容量に余裕があれば忍ばせておいて損はないグッズです。

トップにはカメラネジ。ボトムにもカメラネジの受けがあります。

20141229c これにリモートスイッチ RS-80N3 に雲台 LPL MH1004エーディテクノのCL5585H を取り付けると、「モニター付レリーズ」になります。

5インチの液晶であるCL5585Hは「CL5585Hを三脚に付ける」の回にご紹介したように、カメラ位置が高い場合の構図チェックに便利な外部モニターですが、三脚に固定しづらい現場(移動が多く、三脚固定では不安)のときは手持ちで使う方が便利なため組んでみたものです。何回か話に出てきた展示会の撮影ではこれを活用しています。

20141229d カメラからはリモートケーブル、HDMIケーブルと2本もケーブルが出て、特にリモートケーブルは80cmしかないためそれほど高いカメラ位置にはできませんが、2.0m前後の「頭ひとつぶん高い」撮影時には便利です。

ただし、モニターを片手で持っているため、カメラの操作はもう一方の片手のみで行えるもの限定となります。

ピントやティルト、シフトは片手で行えるので、TS-Eレンズでのインテリア撮影でも問題ありません。

雲台の操作が一番やっかいですが、私はギア雲台を使用しているので問題なし。ギア雲台さえ使用していればオートフォーカスレンズでも手元のリモートスイッチで半押しで問題ないのですからどんな被写体でも使えるでしょう。(ただしプレビューモードではフォーカスは遅いので動き物では無理)

20141229e もちろん、カメラグリップとしても使えます。最近は動画撮影時にハンドグリップを付けるのを良く見かけるようになりました。

テレビでも、出演者自らカメラを持って撮影するスタイルの番組も多くなりましたが、ハンディなムービーカムにハンドグリップを付けていることが多いですね。

また、ライトやその他手持ち機材のハンドルとしても便利です。ムービー撮影時に小型のLEDライトを使うのはすっかり普通になりましたが、カメラシューに付けると光の当たり方が良くない場合は手持ちになるでしょうから、この軽量のハンドルは便利です。

 

20141229f そして珍しい使い方としてご紹介したいのが、ロール背景紙の吊り下げパイプとしての利用。

一般的には右の写真のように「通し」のパイプにセットしますが、紙を上げ下ろしするにはスムーズに転がる反面、ホリゾントの曲率を変えるために紙を好みの位置に固定することができません。また巻き布の場合は自重で最後まで落ち切ってしまいます。

SDのメタルクリップ はそんな用途のために使えるものですが、ご紹介しているグリップを使う方法があります。

「出張撮影での小物撮影用ブース」でご紹介した短めのロール紙固定方法に一工夫し、このグリップにロール紙を下げるようにすると、適度な摩擦があるため、紙がズルズルと下がることがありません。

スタンドに固定されている部分はネジ固定ですが、ゆるめれば回転するため、好きな位置まで下げてそこで固定することが可能です。

なによりも短い部品だけでできているため荷物がかさばらないのが一番のメリットです。

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2012年8月19日 (日)

外部液晶モニター用雲台 2 -百均三脚バラシ-

20120819a

前回の記事などでCL5585Hのシューマウント用雲台の良いものを模索しましたが、前から気になっていたことを実験してみました。

百均(ダイソー)で手に入るミニ三脚の雲台部分が、器具(カメラ、モニター)を取り付ける際に、雲台そのものを回転しなくて済む非常にコンパクトな仕組みで、さすがに一眼レフなどには使えないものの、バッテリーを入れても240gのCL5585Hの保持には使えるのではないかと思っていたのです。

20120819b トップの写真で2つ写っているのは、見た目同じのハクバの製品で(トップ写真では右、以下の写真では左)、この両者の違いを比べたかったこともあり、思い切ってバラしてみることに。

ダイソーのものは105円ですが、ハクバの 「Eポッド2ライト」 は400円前後します。

ダイソーのものが脚の伸縮ができるのに、それより高いハクバのものは伸縮できません。

ちょっと見、ダイソーのもののほうが高機能に見え、ハクバのものと同じ型を使った本体に脚のみを換えて格安で売っているのかと思ったのですが、実は本体の質感や、角度調整のストッパーの締まり具合などが、ハクバのもののほうが若干しっかりしています。

 

さて、この三脚をカメラシューの上に付けるためには、「脚を取り払い」、「穴をあけネジを切り」、「シュープレートをねじ込む」という手順になります。

20120819c

脚の付け根はプラスチックですので、組み上がった現状のまま切り落としてもいいのですが、上記の「角度調整のストッパーの締まり具合などが若干異なっている」点なども確認し、穴あけも果たしてこの場所でいいかも確認するため分解してみました。

20120819d 三脚裏側の3つの丸型のものが、どう見てもネジ隠しのキャップなので、小径のドリルでゆっくりと穴をあけ引っ張ってみると、案の定、キャップが取れ、ネジ頭が見えました。

3本のネジを緩めると背面のパーツがはずれ分解できました。ここまではハクバのものもダイソーのものも一緒に感じます。

ところが、

20120819e

20120819f 分解してみると両者は細かいところが随分異なります(左:ハクバ 右:ダイソー)

雲台の回転に抵抗を与えるバネの有無、クリックを与える「擦り合わせギア」の溝の深さなど、ハクバのほうが締まり具合が良いのはこのためのようです。

その他、センターの脚をはめ込む部分の仕組みや、内部のリブの立て方など結構違います。

そこで、よりしっかりしているハクバのものを、計画通り切って穴をあけシューを付けてみると、

20120819g

毎度おなじみのの LPLボールヘッド MH1004 (右)はもちろん、前回ご紹介のユーエヌの「液晶モニターバウンサー 」 UN-8231よりロープロファイルのものができました。

20120819h

取り付け状態もよさそうです。

が、

残念ながら今回のものは

「使えません」。

静かな状態ではしっかりと保持してくれるのですが、モニターにそこそこのGがかかる場合(カメラを急激にゆするなど)、モニターがカクンと「おじぎ」してしまいます。

雲台のロックレバーは反対側にバネがあって抵抗を高めてはいるものの、ギア状の擦り合わせパーツだけで保持しているのでこの重量には負けます。ましてやバネもないダイソーのものでは、モニターにちょっと触れただけで「おじぎ」します。

まあ、半分余興として行った実験ですので気にはしていないのですが、何かこの手の洒落たデザインで取り付けもスマートなものがあるといいなと思っています。

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2012年7月29日 (日)

外部液晶モニター用雲台

20120729a

LaVie Touchを利用してのテザー撮影に記事としてはシフトしたようにお感じでしょうが、まだまだCL5585Hも使っていますよ。

CL5585Hを三脚に付ける の回などで、付属の雲台の置き換えとして LPLボールヘッド MH1004 を使用していることを書きましたが、シューマウントに取りつけるならもっと良いものがあるのでそれのご紹介などを。

20120729b ユーエヌの「液晶モニターバウンサー 」 UN-8231ですが、他の一般的な雲台と異なり名前の通りに液晶モニターに使用することを前提としたものです。

ボール雲台では、ヘッドは自由な方向に好きなように振れますが、液晶モニターであれば基本は前後のティルト、場合によって水平方向に回転(スイベル、パン)できれば十分で、左右にかしげる方向のティルトは邪魔ですよね。

従って根元がスイベル、その上に前後(上下)のティルトができるような軸にかぶせたパーツをネジで締める構造になっています。

 

20120729c

そのため高さが一般の雲台より抑えられています。MH1004はシューを取りつけると高さが54mmになりますが、このUN-8231は38mmしかありません。

従って、カメラの上に首が長い不安定な雲台で取り付けるより、ずっと安定した高さに収まり、液晶をティルトしたいときも左右の傾きに注意しながら微調整せざるを得ないボール雲台の煩わしさがなくなります。

20120729d

CL5585Hに付属の雲台は、処分してしまったので寸法が測れないのですがMH1004より若干高く60mm前後だったと思います。付けた状態の写真がありましたので、それと同アングルで撮った写真で比較していただきます。かなり低くなって安定感があることがおわかりいただけると思います。このUN-8231はオススメです。

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2012年6月21日 (木)

CL5585H 専用フード

20120621a

私が5DIIや7Dで使用中の外部液晶モニタ CL5585H は、室内での撮影では外光の反射は気にならないものの、ノングレアタイプの液晶とはいえ、ローアングル撮影などで液晶を下に傾けた際には、空の光を盛大に写り込ませてしまいます。

20120621c 昨日、エーディテクノから専用フードが送られてきました。「PHOTONEXT2012出展記念 プレゼントキャンペーン」だそうで、購入者および過去の購入者で、応募した人がもれなくもらえるものです。 (2012.08.06: このキャンペーンは2012年7月12までで、現在は終了しています)

実は私はある別の理由で頂けたのですが、それは置いておきましょう。

 

20120621b 布製で、簡単に折りたためるものですが、内側はちゃんとベロア調の無反射になっていて奥行きが深いため外光をしっかりと防いでくれます。

フードの外側はマジックテープになっていて、本体付属の浅いプラスチックフードの内側に裏のり付きのマジックテープを貼り付け、それに取りつける仕組みです。

20120621d

 

私のようにスタジオでの使用のために購入される方は稀で、屋外での撮影、特にムービーでの使用の方がほとんどでしょうから、このフードは必需品ではないでしょうか。

20120621e

使用するしないで、この程度変わります。このデザインのフードはすでに入手できなくなっていますが、四方すべてを囲い、下からの光もさえぎるタイプの専用フード NWS5585A が別売りで用意されています。

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2012年4月 7日 (土)

CL5585Hを三脚に付ける

20120407a

外部液晶モニター CL5585H、スタジオ内での使用方法は 2回前の記事 で書きましたが、今回は三脚で使う方法を考えてみました。

カメラが低い位置の場合、スタジオスタンドのようにカメラより高い構造体がないのですからアクセサリーシューに付けることになりますが、カメラを背丈以上で使う場合は三脚に固定するのがいいでしょう。

20120407b ケンコーのクランプポッドは、大きすぎるし、そもそも細いものには噛ましにくい構造です。

便利で安いのはスタジオ用のクリップ Bクリップ です。どんなスタジオにも何個もころがっているエレンクリップと呼ばれるものの一種ですが、普通の文房具用の目玉クリップより大きく(幅8cm長さ12cm)黒い。この「黒い」というのが撮影用の用具で大事なところです。

バックペーパーを固定したり、ステージにデコラを固定したり、様々な用途に使うのですが、咥えるパイプに傷がつかないように内側がゴムになっているのでカーボン三脚なんかでも平気で使えます。

 

CL5585Hに付属の雲台は、アクセサリーシュー取り付け部がはずれカメラネジになっているので、「CN-126の回」 でも紹介したエツミの止ネジE-521でクリップの穴に固定です。

もちろん付属のアクセサリーシュー取り付け部で締め込んでもいいのですが、径がちょっと大きくクリップのバネに当たってしまい、あまり収まりがよくありません(右端の写真- -まあ一応使えます)。

20120407c

20120407d ただ、そもそもこの雲台はあまり出来がよくないので、これまた 「撮影用便利ツール」 で紹介済みのLPLの小型雲台MH1004を使用したほうがしっかり止まります。

このBクリップは、咥える部分にアールが付いていて広がっているため、細いパイプには固定できません。最低25mm径は必要ですが、たぶん皆さんお使いの三脚は28mm以上の径があるでしょうから大丈夫です(逆に45mm以上の厚さ、径は挟めません)。

 

三脚の脚、根元近くで固定すれば目の前にファインダーがあるのと同じになります。

20120407e_2

マンフロットのギア雲台を使えば、カメラ高さが2mくらいまでは、構図決め→ピント決定→撮影が脚立なしで可能です。

20120407f ちなみに、上右の写真を見て、L字プレートをつけているのになぜ雲台を90度傾けているの?と気付いた方に。実はHDMIケーブルのコネクタは薄いものやL字のものがないため、L字プレートからはみ出すんですよ。レリーズやUSBはなんとか収まるのに、HDMI出力をするときは縦位置のためのせっかくのL字プレートが無駄になっています とほほ。

 


20120407g2 <2012.10.23 追記>

この時は「とほほ」などと書いたのですが、HDMIケーブルだけの場合は、その端子口が一番下にあるため、プレートをずらして取りつけてもクランプの「くわえ代」はなんとか確保できます。(右にずらす)

ただし、私の雲台の場合は、クランプが右に偏心して取り付いていますので、下に垂れるケーブルと干渉するものがありませんが、雲台やクランプのレイアウトによっては、そうはうまくいかないことはご了承ください。

過去、USB(口が上下中段にある)のときに、「これじゃずらしてもダメだ」と思ったことをひきずっていましたので、思い込みで「できない」と思っていました。今回、久しぶりにカメラ縦位置でHDMIケーブルを繋いで再発見しました。

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2012年3月17日 (土)

CL5585Hをカメラスタンドに付ける

20120317a

エーディテクノの5型HDMI入力液晶モニタ CL5585H については様々なレポートを書きましたが、購入動機は前から書いているようにスタジオでの物撮りでの簡単なモニターが欲しかったからです。

20120317b

商品撮影ではかなり高い所からの撮影も日常かなりあります。真俯瞰でなくても、見下げの角度が深い場合(例えばカバンの中の様子を撮る場合など)、5~60cmの大きさの製品を90mmレンズで45°の見下げにでもすれば軽く背丈以上の位置にカメラが来ます。

また真正面からの撮影では、通常の高さのステージ(机)で写す場合は膝を付かなければ(あるいはあぐらをかかなければ)、ファインダーは当然として、背面液晶でも覗きにくくなります。

 

20120317c PCを使ってのリモート撮影(テザー撮影)であれば、カメラの高さに関係なく見やすい位置でプレビューでき、SS、絞りのコントロールもできます。

マニュアルでピントを合わす場合は当然のことながらレンズのピントリングに手が届かないといけませんが、通常の撮影では十分に手の届く範囲にカメラは来ています。

リモート撮影は便利なのですが、私のように狭いスタジオでは、結局置き場所に困ってしまうシステムで、アシスタントも使わず一人で撮影する場合は、ステージとの行き来に邪魔になってしまいます。

そこで「構図」「ピント」の把握のために小型の外部モニターを購入しようとなった訳です。

 

20120317d そこで>ケンコー/クランプポッド プロ 100の登場となる訳です。

「Kenko CRAMP POD PRO 100」 の回で、「実は「あるモノ」を購入し、それをどうしてもポールにつけたかった」と書いたのはこのことでした。

スタンドのポールに咥えられ、上下の移動がスムーズ。カメラブームより下にすることも、上にすることもそう大変な作業ではないため撮影の効率が非常に上がりました。

 

20120317e

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2012年3月 4日 (日)

外部液晶モニターCL5585H -3

20120304a

少し間が空きましたが エーディテクノの5型HDMI入力液晶モニタ CL5585H のレポートを続けます。

非常に薄型軽量で、キヤノン一眼レフ(5DII、7D、60D)用のバッテリーパック LP-E6が使えるため購入したのですが、私の場合はスタジオでのスチル撮影での使用のため、動画や屋外ではどうかはまだあまり説明できないことを最初にお断りしておきます。

【画質】

まず800×480という解像度ですが、前回述べたように最近のEVFはおろか、背面液晶の画素数よりも少ないものが、それよりも大きな画面になるのですから「粗い感じ」になるのは致し方ありません(もっとも、EVFや背面液晶の「ドット数」はモニターで使われる「ピクセル数」とは異なりRGBすべての総ドット数ですが)。これは同じ5インチのもの(例えば ソニーのCLM-V55 )ではどれも同じ具合でしょう。液晶はノングレアタイプになっていますので、若干画像がざらついた印象です。

色味は標準ではコントラストが強めでアンダー部分は黒つぶれしやすい傾向です。またBが強いため「紫」が「濃紺」に見えるほどでした。この辺は、メニューに調整項目としてありますので各自調整しろということでしょう。

メニューで調整できる画質系の項目

CONTRAST
BRIGHTNESS
HUE
SATURATION
USER -R
USER -G
USER -B

【バッテリーの持ち】

20120304b LP-E6でしか実験が行えませんが、試しに連続でどの位持つか試してみました。気温22℃の室内で、モニタ側はスイッチをONにしっぱなし、カメラ側は15分プレビューモードで5分休みといった使い方で、ちょうど3時間30分でした。

カメラからの映像信号が来ていない状態でも右のような画像が表示されるので、モニタ側はフルで使用しているのと同じでしょう。

ちなみにバッテリーの残り容量が少なくなってもアラートは特に出ません。残が0になるといきなり消えますので注意が必要です。

【マーカー(ガイド)表示】

20120304h スチル撮影では必要ありませんが、ムービー用の機能としてフル画面の90%、80%位置に枠を表示することができます。(右写真参照)

【ピーキング機能】

20120304c SONYではαシリーズ、NEXシリーズといった一眼カメラでも導入をはじめた、「ピーキング」によるピントの表示ができます。

CL5585Hには、ピーキングには二つのモード「カラーピーキング」と「モノクロピーキング」がありますが、右のようにピーク部分(ピントの山になっている部分)が「銀白色(メーカー呼称)」になります。

ソニーのCLM-V55では撮影画像をモノクロにしてピーク部分に赤を使用しています。またNEXカメラでは度合いやピーク色の変更もできるので、それをご存じの方は「ん?」となるかもしれませんが、万能ではないものの、場合によってはピントを合わせやすいでしょう。

ちなみにカメラ側で「グリッド表示」をしているとグリッドにも鮮やかなピーキングが出ますので私のようにグリッド表示必須の撮影スタイルだとちょっと邪魔に感じると思います。

もちろん拡大表示時にもこの機能が使えますので、「拡大表示」+「ピーキング」でより精度の高いピント合わせが可能です。

下の組み写真は拡大表示時でのピーキングのサンプルですが、ピントを掴みやすいかどうかの判断材料としてください。(拡大します)

20120304d

【ブルーガン機能】

20120304e スチル撮影では必要ありませんが、ムービー用に青色信号のみの表示を行うことができます。

NTSCカラーバー出力があるカムコーダーでは威力を発揮するのでしょうが、私の環境では関係がなく残念です。

(この機能があることで静止画においてのワークフローを改善するいい方法があれば検討したいのですがちょっと思いつきません)

 

以上、今まで確認した事柄をまとめてみましたが、また後日レポートするかもしれません。特に日照下での画面の視認性、フードは効き目があるのか確認したいですね。

 

【CL5585H用パーツ】

キヤノン BP-945とパナソニック CGA-D54s用に別売りのバッテリープレートがあることは このCL5585Hがらみのシリーズの初回 に書きましたが、汎用のHDMIケーブルながらこの機種にぴったりの寸法にカスタマイズした HDMIカールコードケーブル が同じメーカーから出ているため購入してみました。

20120304f

一般のケーブルだと余分をグルグルとどこかに巻かなければなりませんが、このカールコードは直線部分も含めた全長が40cmほどで、EOSシリーズにぴったりの長さになっています。

しかし、ぴったりすぎる長さとカールコードであるがゆえの重さ(86g)で、上の写真(下の写真では左写真)のようにレンズ側を通すと、ネジをゆるめる方向(反時計まわり)に引っ張ることになり、アクセサリーシューと雲台を締めるネジ、雲台とモニタを締めるネジがよほどしっかり締まっていないと緩んで変な方向を向いてしまいます。「あまりきつく締めるのは機器をいためそうで」とお思いの方は下の写真右のように裏側を通す方がよいでしょう。

20120304g

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2012年2月 4日 (土)

外部液晶モニターCL5585H -2

20120204a

5型(800×480pixel)液晶のHDMI入力専用外部モニター エーディテクノ CL5585H、キヤノンのバッテリーパック LP-E6 (5DMarkII、7D、60D用)がそのまま使えるということで購入したことは前回お伝えしました。

まだまだ様々な設定を十分には把握していませんので、今回はメインの機能のレポートをしたいと思います。

まず、様々なスイッチがベゼル側面に並んでいます。向かって上面、左面がスイッチ関連、右面には入力端子がレイアウトされています。

実は下面にはUSBポートもあるのですが使われてはいません。基盤、筺体の生産後に何らかの都合でUSBを使う機能を取りやめたか、今後使用するつもりで既に組み込んだか、いずれにせよ普通はキャップなどをしてごまかしますが、意外とその辺が大らかな製品です。(フォローしておきますが、全体の出来は十分に良いのですよ)

20120204b

ざっと左下からボタンの説明をすると

「アスペクト比」・・「FULL」と「4:3」で切り替わりますが、一眼レフで使う場合にはどちらのモードでも「アンダースキャンボタン」で最終的なアスペクト比が切り替わります

「メニュー」・・コントラストや色設定またマーカー表示(後述)、ブルーガン機能(後述)を設定します

「ピーキング」・・後述しますが、最近SONYのNEXシリーズなどでも用いられている、ピントのエッジ部分を強調する機能で「カラーピーキング表示」→「モノクロピーキング表示」→「通常表示」と切り替わります

「アンダースキャン」・・「フルスクリーン」→「16:9」→「3:2」→「フル」または「4:3」(アスペクト比ボタンで選んだ方が表示)と切り替わります

 

外部モニターは、カメラの背面液晶に映る情報をそのままHDMI経由で受け取るので、メニュー表示や拡大表示もモニター側で見ながら作業できます。3型の背面液晶に比べ5型になるだけでかなり大きな画面であることが以下の写真でおわかりいただけると思います。(なお、背面液晶と外部モニターは排他で、モニターを繋ぐと背面液晶には映らなくなります)

20120204c
◆写真は等距離からの撮影なので、大きさの比は実際の比になっています

ムービーカメラでも使用でき、3:2のアスペクト比である一眼レフカメラでも使えるように、このモニターでは「アンダースキャン」ボタンでアスペクト比が切り替わりますが、5DMarkIIと7D(そしておそらく60Dも同じでしょうが)では、背面情報表示をしている、していないの違いで映り方が異なります。

20120204d
◆写真は拡大します

このように、画像のみの場合には拡大されて表示されます。また、左側や右側の情報は背面液晶とは異なった位置に表示されます。画像にスーパーインポーズされた情報は別の周波数なのでしょうか。このへんのことは詳しくないのですが、とにかく情報表示させるさせないの違いで適切なモードは異なるようです。

情報を表示させている場合は「フルスクリーン」が縦横の比率が正しいまま一番大きく映ります(ただし左の情報は一部欠けます)。16:9の場合、天地に伸びてしまうので、縦長になり上下が欠けます。

情報を表示させない場合は「フルスクリーン」では上下が若干欠けるので、「3:2」が適切になります。もちろん情報を表示させている場合でも、この「3:2」で問題はありません。

20120204e 「16:9」モードは静止画では上下が欠けるのですが、動画のプレビュー(および録画ライブビュー)においては、ちょうど記録されるアスペクト比になるので、情報表示をしない場合にはモニターいっぱいに映る最適なモードになっています。(写真はプレビュー時:録画時には右上に録画を示す赤丸が下1/3ほど表示されることになります)

同じ5型モニターとして候補にしていた ソニーのクリップオンLCDモニター CLM-V55 では情報表示をなくしても上下の黒帯が消えないようです。動画撮影用に少しでも大きく映るのを探している方には朗報でしょう。

 

大きさが5型になることでずいぶん見やすくなりました。800×480ピクセルすなわち38万画素強では、最新のEVFに比べると劣っているように見えますが、WXGA(1280×768)のノートPCでEOS Utilityを使ったリモート撮影をするときでは、撮影画像のウィンドウは横800あるかないかですので、ノートPCのかわりにこのモニターを使って静止画を撮ろうとしている私にとっては全く問題ありません。

外部液晶モニターCL5585H -3 につづく

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2012年1月24日 (火)

外部液晶モニターCL5585H -1

20120124a

デジタルカメラでのブツ撮りでは、シビアな構図合わせ、シビアなピント合わせが必要となるので、ファインダーや背面液晶での撮影は、アングルによってはつらい姿勢になります。上級カメラではPCによるリモート撮影(テザー撮影)が行えますが、ほんの数カットの撮影や、出張撮影のときには、PCの準備やセッティングが煩わしいものです。

ムービーからの流れで外部モニタを使うことが一般的になり、機器もかなり安くなってきたので、PCから外部モニタへの移行を考えていました。とはいえサイズや周辺機器の類で躊躇するところがあり、なかなか手を出さなかったのですが、最近「これだ!」と思うものが出たためさっそく購入してみました。

20120124b エーディテクノ CL5585H という製品ですが、5型液晶のHDMI入力専用のものです。

同じ5型モニターでは ソニーのクリップオンLCDモニター CLM-V55 もあって、最初はこれにしようかと思ったのですが、CL5585Hのほうが安いことと、何よりカメラで使用しているバッテリーに対応していることが決め手となりました。

CLM-V55を購入の場合には NP-FM500H などバッテリーパック(および充電器) も必要となり、それらに対応した他の機器を持っていない私としては、モニターのためだけに予備も入れた最低2個の余分なバッテリーを購入するのはためらわれます。

しかしCL5585Hでは、私が使用しているキヤノンの5DMarkII用のバッテリーパック LP-E6 (7D、60Dも共通)がそのまま使え、予備も持っているため、余計な出費がありません。

さて送られてきた製品、パッケージはこの手の機器にめずらしく、白艶消しの上品な箱です。モニタ本体はすっぽり収まる上段に入っていて、下段のパーツ類は割といいかげんに入っているように見えますが荷崩れもしないようないい箱です。

なお、エーディテクノ社 製とはなっていますが、パッケージには大々的に「NEWAY」のロゴが。生産メーカーは NEWAY社 という訳ですね。

20120124c

同梱パーツはモニター以外に、ACアダプター(コード長2m)、アクセサリーシュー対応ボール雲台、サンシェード(液晶フード)と2種のバッテリープレートです。

バッテリープレートはCanon LP-E6用のものと、SONY NP-Fシリーズのものですが、キヤノン BP-945とパナソニック CGA-D54sに別売りで対応していて各社のカムコーダーに使えるようです。

20120124d とても小さく薄く、134mm×91mm 奥行は16mmしかありません。重量も約150gで、バッテリープレート、LP-E6を含めても240gにしかなりません。

各種スイッチボタン、入力端子もすべて側面にあるため、前面、背面ともとてもすっきりしています。

スイッチの説明は次の回にしますが、このとても小さいスイッチで使いにくくないのだろうかと最初は感じますが、使ってみると特に問題は感じませんでした。

バッテリーを取りつけるとそれなりに後ろが膨らみます(当たり前です)が、収まりは大変いい感じです。

20120124e

写真では大きさ感が伝わりにくいので、手で持ったものも写してみました。ちょうど昔のPIM(palmなど)をちょっと大きくしたくらいの大きさで、片手で持てます。

今回の購入動機は5DMarkII用のバッテリーが使えるというのもありましたが、それ以前に出張撮影時にできるかぎり小型軽量になるものをというのが大きくありました。

ひとつ上の7インチのほうが見やすいのでしょうが、この5インチで細ベゼルの当製品はかなりコンパクトになります。

私の使い方ではあまり想定していないのですが、アクセサリーシューに乗せた状態のカットを撮ってみました。

20120124f

極端に薄い本体が強調される左のカットですが、それに液晶フードをつけるとそこそこ奥行きは出てきます(右)。ただ、このフード、かなり浅いので屋外での使用時には光の流入が気になるかもしれません。当モニターの液晶はノングレアタイプなので、クリア液晶を使ったソニーCLM-V55のような極端に深いフードは必要がないかもしれませんが、それは後日検証します。

つづく

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