カテゴリー「Cyber-shot RX100III」の6件の記事

2015年3月 1日 (日)

クローズアップレンズ比較 -3

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Cyber-shot RX100IIIにつけた各社クローズアップレンズの比較実験を続けます。今回は実際にクローズアップしてみましょう。

前回のおさらい、「カメラの標準の最短撮影距離≒30cm(レンズ先)」の状態にクローズアップレンズ(Kenko AC)をつけたもの
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この場合、カメラのフォーカスは無限遠に近いほうに移動していますが、この状態からどんどん被写体に近づいていき、約17cmのところまで寄れるようになります。上で15×10cmだった撮影範囲が10×6.5cmほどになります。

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水平が若干狂ってきたのはご愛敬として、樽型の歪曲がでてきました。この1から3の位置の各レンズの等倍画像(クリックで拡大した場合)が

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前回とおなじように解像感、収差の補正など性能は KenkoAC>Marumi>KnkoMC となっているのがわかります。

 

クローズアップレンズを使う場面を考えると、周辺に大事なものが写っていることはあまりないと思われますので中央の解像感がこの程度保持できるのであれば、どのクラスのレンズを使っても問題ないと思われます。

しかし、平らなもの(書籍表紙、レコードジャケットなど)のコピーなどで使うのであれば、周辺の収差が改善されているACタイプが良いでしょう。

この場合、樽型の歪曲収差があるこのカメラの特性をクローズアップレンズが補正してくれることはうれしいですね。そんなに寄る必要がない場合でも付けてみることをおすすめします。

 

なお、このRX100IIIは以上のような極端に寄った場合には樽型の歪曲収差があるのですが、そこそこ離れた場合には良好であることはこのカメラの名誉にかけてお伝えしておかなければなりません。

以下は屋外のタイル張り(1個5cm角)の壁面を撮ったものですが、撮影距離は2.5mほどになります。

20150301g

センターと右上隅は
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こんな感じで、さすがに隅はちょっとモヤッとしていますが、コンデジとしてはたいしたものではないでしょうか。

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2015年2月22日 (日)

クローズアップレンズ比較 -2

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Cyber-shot RX100IIIにつけた各社クローズアップレンズの比較実験の続きです。

さて、前回あまりにもセンターと周辺の画質の差がひどかったテレ端の最短撮影距離での撮影。いろいろ実験してみると、センターでフォーカスを合わせる場合と周辺近くでフォーカスを合わせる場合では寄れる距離が違い、周辺の場合には1cmほど引かないとピントが合いません。

像の流れやこのピントの件で考えると大きな像面湾曲があるためと考えられますが、なにしろRAWデータで既に大きな歪曲収差を補正しているコンデジで、本来の「生-RAW」が見られないため、歪曲収差の補正と像面湾曲とがそれぞれどの程度関わっているのかはわかりません。(現像ソフトによっては見られるものもあるようですがそこまではしません あしからず)

前回もご紹介したクローズアップレンズを付けないノーマル時の最短撮影-1の位置でピント合わせ(ISO200 f8 1/30)
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3の位置でピントを合わせたもの(ISO100 f8 1/20)-環境が若干変わっています
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それぞれの位置を等倍切り出し(拡大時)したもの(クリックで幅1200に拡大します)
20150222d

色身やコントラストが違うのは環境が変わったせいですが、とにかくちょっと引いて周辺でピント合わせを行った方が若干良いようなので、これからの実験はこれで行ったもので見てみます。(ISO100にて絞りとSSをシフト)

まず、このクローズアップレンズを付けない状態との比較をしたいので、この状態にクローズアップレンズをつけ、それ以上寄らないで写してみます。

20150222e ◆KenkoAC f8 1/20 ISO100 以下の実験でもISOは100です

タル型の歪曲収差が補正され周辺まで四角く写りましたが、カメラの本来のフォーカスが無限大近くになったため、インナーフォーカスのズームレンズの特徴で画角がかなり狭くなりました。これでは比較しづらいので若干引き、画面周りに同じ要素が入るようにせざるを得ません。

20150222m そのようにして撮った、ケンコーの PRO1D ACクローズアップレンズ No.3
20150222f

これはf8のものですが、クローズアップレンズをつけるとセンター、周辺で絞り値による差が大きくなるのでf5.6、f11のものも比較します。 それぞれの位置を等倍切り出し(拡大時)したもの(クリックで幅1200に拡大します)
20150222g

センターでは解像ピークのf5.6以上はボケるばかりですが、四隅はf11になるまで解像していきます。

20150222n つぎは同じケンコーの単レンズのMCクローズアップレンズ No.3
20150222h
ACの結果同様にクリックで1200幅に拡大します。
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アクロマート(1群2枚のレンズ構成で色収差を補正した)タイプであるACに比べ、周囲の色収差があったり、中頃の解像感も若干低いようです。

20150222o マルミの DHGマクロ3 は、
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ケンコーのMC同様単レンズですが、解像感は若干よく、収差も若干押さえられています。

 

右上隅(場所3)部分のみ(f8のもののみ)をクローズアップレンズなしの状態と3つの機種を比較するとこんな感じです(クリック拡大で等倍)。

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いずれもノーマル時での周辺の歪曲、解像が補正されるのが意外でした。通常外付けレンズではつけた分悪くなっていくのですが、元の悪さを補完したようです。それでも安いレンズでは色収差は出てしまいます。価格が KenkoAC>Marumi>KnkoMC となっており、性能もそれに準じているようです。

次回はクローズアップした距離での画像比較です。

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2015年2月16日 (月)

クローズアップレンズ比較 -1

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前回、MagFilter Threaded Adapter を利用してCyber-shot RX100IIIにクローズアップレンズを付けることを料理撮影で実験しましたが、スタジオでより詳しい検証をしようと思います。特に、前回使ったレンズはアクロマートタイプでしたが、より簡単(1枚レンズ)な軽量・安価なタイプとも比較してみたいと思います。

ケンコーからは前回紹介した  PRO1D ACクローズアップレンズ No.3MCクローズアップレンズ No.3、マルミはDHGマクロ3で、径はすべて52mmです。

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写真でおわかりのように各タイプ、枠幅が結構異なります。ケンコーMCは6mm、ACが10mm、マルミは8mmあります。質量は19g、41g、19g(52mmの場合)でACが重いのは1群2枚のレンズ構成だからです。

20150215c_2 これら3種の性能比較をしようと思うのですが、収差を見るにはチャートが一番。

私の場合、クローズアップレンズはRX100IIIのテレ端(換算70mm)で使うことが前提となり、撮影距離も近い(付けないノーマル時に30cm)ため、5mmグリッドを書いたA4サイズ程度のものを使用します。

十分に均一に照らされたチャートを、カメラのシングルAFで合焦の合図が出るかでないかのギリギリのところを行き来させ最短撮影距離で写すことにします。
(右写真ではAFエリアがフレキシブルスポットのものが写っていますが、実際はAFエリア「中央」にて行っています)

 

まずはクローズアップレンズを付けないノーマル時(撮影距離はレンズ先29.3cmでした)で絞りを変えて撮ってみます(感度はすべてISO200で統一)。4カットを合わせた画像です。なおチャート中の数字はセンターからの寸法(cm)です。だいたい17×11cmが写っています。
(クリックで1200×800ピクセルに拡大します)
20150215d_2

望遠側にも関わらずタル型の歪曲収差があります。JPEGの撮って出しなので補正が掛かっているはずですが目立つ収差です。

個々の等倍で詳しくみていただくと、センター(上の画像青色部)はまあそれなりに解像しています。f8では解像のピークを超え眠い絵になっています。

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ところが周辺はかなり流れています。四隅どころかセンターと4隅の中間あたりですでに眠くなっています。

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この傾向はワイド端でのノーマルの接写時(撮影距離はレンズ先4.5cmでした)にもあるのですが、四隅こそ流れるものの中間地点でのぼやけ方は若干低く感じます。
(上でf8では解像のピークを過ぎているといいながら絞りf8のものをお見せします 全体像はクリックで拡大します)
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20150215g

 

もとのチャートの出来を理解していただく上で、EOS5DIII+TS-E90でクローズアップレンズを付けずに最接近で撮った写真も比較用で掲載します。(全体像はクリックで拡大します)

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こちらもf8なのですが、さすがにしっかりと写ります。また、ホワイトバランスの違いもよくわかります。

元がこんな状況なのでクローズアップ間の差異がどのくらいでるのか、その実験は次回に。

 

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2015年2月 7日 (土)

RX100IIIにクローズアップレンズをつける

20150207a

 

前回はMAG FILTERを利用してPLフィルターをつけましたが、今回はクローズアップレンズのおはなし。

RX100IIIはテレ端(70mm相当)でもレンズ先30cmまで寄れる、コンデジとしては「寄れるカメラ」なのですが、それでもマクロレンズをつけた一眼のようには寄れません。

最短撮影距離でテーブルに供された料理をディッシュ全体で撮ることはできても料理のパーツのアップまではできません。
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かといってかなり寄れる(レンズ先5cm)ワイド端では、換算24mmのため「形をしっかり伝える写真」にはなりません。
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RX100IIIには、画面のクロップで画角を最大1/2まで小さく(ズームとしては最大2倍)する「スマートズーム」、ソニー独自の「全画素超解像技術」で、写真を構成しているすべての画素を解析し、解像感を保ったまま拡大する「全画素超解像ズーム」(最大2倍)が搭載されているので、それを使う手もあります。

70mm ノーマル最短撮影距離
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70mm 最短撮影距離でスマートズーム x2.0
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20150207f しかし、「スマートズーム」「全画素超解像ズーム」では、撮影者が任意の位置にフォーカスエリアを置く「フレキシブルスポット」モードでも、光学ズームを超える領域に入るとスポットが解除され、画面全体を使ってピントを合わせるモードになります。合焦は大きな四角枠が緑色で表示されるのですが、どこにピントを合わせているかわかりません。

またスマートズームとは、要はクロップですから画像は小さいものとなります。5472×3648ピクセルあるものが2736×1842になってしまうわけです(スマートズームを効かせるためには画像サイズモードをSにする、すなわち大写しにしないものも小さいサイズで撮るという状態にしておく必要があります)

これらから、ズームを使う方法もいまひとつと感じます。

 

そこでクローズアップレンズの登場です。世のクローズアップレンズには何種類かありますが、アクロマート(1群2枚のレンズ構成で色収差を補正した)タイプの ケンコー PRO1D ACクローズアップレンズ No.3 を用意しました。当然フィルター径は52mmです。(52mmでもパッケージは10cm角もあってちょっとびっくりします)

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20150207h 2枚の合わせレンズのため分厚く、枠は10mmもありますが、カメラへの収まりはとても良い感じです。

かなり重たい(41g)ため、マグフィルターと合わせると60gにもなり、すぐはずれるんではないかと心配しますが、クローズアップのためだけにつけるので「使い終わったらすぐはずす」を心掛ければ通常の撮影ではまず問題ありません。

ちなみに前回とりつけたPLフィルターでは合計質量は36gです。

3番のクローズアップレンズはカメラのフォーカスを無限遠にしたときに撮影距離(レンズ先)が33cmになる設計ですから、このカメラでは付けない状態での最短撮影距離30cmとちょうど重なりシームレスに使えます。

クローズアップレンズをつけて一番寄った(レンズ先16cm)写真では上のケーキも肉もここまで大きく(2倍弱)なります。
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これなら料理のディテール撮りもOKですね。ちなみに最短撮影距離が短くなるため、ファインダーでの撮影ではグッと乗りだす姿勢になります。

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2015年1月25日 (日)

RX100IIIにフィルターをつける

20150125a

 

お散歩カメラとして素晴らしいCyber-shot RX100III(DSC-RX100M3)。使い勝手で若干の不満はテレ側が若干欲しいことや、テレ端でもうちょっと寄りたいことなどありますが、何と言っても困るのはフィルターが使えない点です。

特に風景では、PLフィルターを使うことで、澄んだ空の表現や反射光の削減など、表現の調整が可能ですから、気軽に持ち出せるコンデジでも使用したいところです。下の写真ではPLフィルターを使うことで、照り返しの強い光を弱めた結果、影の場所の表情が出ました。

20150125b◆フィルターなし

20150125c◆PLフィルター使用

20150125d レンズキャップが嫌われ、自動開閉式のレンズバリアー式となっているコンデジでは、一般的にはフィルターを付けることを考えていません。

このRX100IIIでも、余計な出っ張りや無駄な引っ込みを付けないというデザインコンセプトですから、フィルターネジが刻まれていません。

そこで、フィルターを付けたい場合は、サードパーティーから出ている「レンズ鏡筒前面に貼りつけるフィルターアダプター」を付けることになります。

しかし、せっかくキレイなレンズまわりに無粋なものは付けたくないので、様々検討した結果MAG FILTER の MagFilter Threaded Adapter が一番よさそうなので購入しました。

MAG FILTER(販売ブランドはCARRYSPEED)には、PLフィルターそのものもラインナップされています が、既に持っている52mmのCPLフィルターを使えば良い(また、他のフィルターも使える)のでアダプターのほうにしました。

商品は以下のものがセットされています。

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中央下がスレッデッドアダプター本体とカメラに両面テープで貼り付ける「メタルリング」、ビニル袋に入ったものはメタルリングの予備です。このアダプターは「マグフィルター」の商品名が示すようにマグネットになっていて、カメラに貼ったメタルリングに「磁力でくっつくフィルターアダプター」という訳です。アダプターリング前方には普通のフィルターが付けられる52mmのメスネジが切られています(外径は54mm)。

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メタルリングは内径32mm、外形37mm、厚みは0.7mm(両面テープ含む)。レンズ枠の刻印が見えなくなってしまいますが、違和感をほとんど感じない装着仕上がりです。

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20150125h 52mmのフィルター(外径はほぼ54mm)を付けるとカメラのコントールリングの径も約55mmのため一体感がある仕上がりになります。

この製品の良い所は、PLフィルターのように付けたりはずしたりするフィルターの場合に、ワンタッチで付け外しができる点です。

逆に、磁力のみで付いているのでちょっと大きな力が加われば簡単にはずれてしまうため常時付けっぱなしにしておくわけにはいきません。

20150125i そこで付属のフック付ケースの出番となります。

2mm厚のウェットスーツ素材でできているのでクッション性があり、ポケットは余裕があるので、アダプターリングにフィルターを付けた状態で収納し、使う時にレンズ先にカチッと取り付ける使い方が便利です。

フィルターと一体で用意しておくほうが使い勝手がよいので、PLフィルター以外にクローズアップレンズ用にもう一つ買って、ふたつ持ち歩くと、このカメラの撮影の幅はおおいに広がるでしょう。

テレ端で30cmまで寄れるカメラですが、「もう一歩寄って写したい」というとき用にクローズアップレンズがおすすめです。

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2014年8月16日 (土)

ナプキンをレフに使う

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書きたいことはいっぱいあるのになかなか書く暇がなく、またもや間が開いてしまいましたが、最近、普段の持ち出し用のコンデジとして SONY、Cyber-shot DSC-RX100M3を購入しました。

20140816b 1インチのセンサを採用しつつ、小さなボディに明るいレンズとポップアップ式のEVFを上手に組み込み、最低限のズーム比とはいえワイド側が換算24mmになっているのはスナップ、風景、日常ポートレート、ブツ撮り、オールマイティなカメラです。

テレ側が換算70mmなのは私の撮影スタイルではちょっと足りないのですが、「全画素超解像ズーム」を使えばそれ以上の焦点距離の撮影も可能なので便利です。ただこの「全画素超解像ズーム」、要はクロップ(orトリミング)なので記録サイズは小さくなってしまいますが。

このブログをかねてからご覧いただいている方は、私がフジのFinePix X100を使用している事はご存じでしょうが、X100はさすがにポケットに入れるには大きすぎ、その下のサイズで高機能なものが欲しかったのですが、やっとその手のものが出たという感じです。

20140816c さて、先日とあるホテルの高層階のレストランでランチビュッフェを食べたのですが、席が写真のような外の景色が見渡せるパノラマビューカウンター。

外食する時はだいたい写真に収めているのですが、この店は絶好の逆光具合です。

仕事で撮るときは、当然のことながら様々な機材を使いますが、まさか客として入って、レフ板立てるわけにもいかず、それどころかフルサイズで大きなレンズというのもいかがなものかという他の客もいるので、できるだけ小さなカメラで美しく撮るには条件が厳しいものです。

逆光で問題なのは、手前のこちらを向いている一番見せたい面が暗くなってしまうこと。

この場所で撮った外光のみの写真はこんなです。ちなみに私は夏でも黒系の服が多いので、服の反射はほとんどありません。

20140816e

ソースのテカリなど、非常に良いのですが、やはりオムレツのこちら側の面が暗すぎです。そこでお店で提供されている紙ナプキンをレフ板として使えばこんな感じに。(ピント位置も若干奥になってます)

20140816f

20140816g カメラは右手メインで、左手は水平にしてナプキンを親指と人差し指の間にかければ親指の背でカメラを下からサポートできます。

私はファインダーを使用しますので、テレ端での最短撮影距離30cmというのは、席に普通に座って目の前に出された料理を撮るのになんとか問題ない距離。普通のコンデジだと各社ともワイド端こそ数センチまで寄れますが、このテレ端で30cmまで寄れるというのはなかなかないですね。

これが50cmになってしまうと、料理を奥の方に移動させるか、椅子を引いて撮るかしなければならないので、連れにも迷惑をかけますし、こちらも写真を撮るのがメインではないので、非常に煩わしい行為です。

ポケットにも一応入る大きさの高機能カメラ。欲を言えばきりがないのですが、このカメラは良くできていると思います。

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